2015年04月06日
コンテンツ番号6254
子どもたちの食を支える中心施設が完成
北秋田市もりよし学校給食センターの竣工式が、4月6日(月)、米内沢字林ノ腰地内の同センターで行われ、関係者約30人が出席し完成を祝いました。
同センターは、合川・森吉・阿仁地区の老朽化した給食センターや学校給食調理場など7施設を統合し、旧米内沢総合病院跡地に新築したもの。鉄骨造2階建て、延床面積1399.30平方メートルの同センターは、オール電化厨房により、1000食規模の調理能力を有しており、同地区の小学校5校、中学校3校に約950食提供します。1階は肉・魚類と野菜類の下処理室をはじめ調理室、焼物・揚物・蒸物・炊飯室、和え物室、アレルギー食調理室、洗浄室、搬出準備・消毒準備室、事務室、更衣室、休憩室などで構成され、2階には食育の研修の場として活用できる、見学・ミーティング室が設けられています。総事業費は9億6,736万9千円で、平成26年5月に着工し、27年3月に完成しました。
式で津谷市長は「これからの給食センターは、単に児童生徒の給食を作る調理施設から、食を通して人格の形成を図るという重要な役目も併せ持った施設へと変わりつつあります。加えて、食物アレルギーを持つ子どもも多くなってきていることから、当センターが担う期待と重要性は更にふえてくるものと認識している。当センターが、この地域の次世代を担う子どもたちの食を支える中心的な施設として発展していくことを期待している」とあいさつしました。
引き続き、市、市議会、教育委員会、周辺自治会、工事関係者の代表者がテープカットを行って完成を祝いました。
この日は、同センターの本格稼働の初日となり、出席者は、見学・ミーティング室から、大型の調理器で手際よく調理する様子を眺めていました。