2015年04月08日
コンテンツ番号6246
木の温もり感じる校舎が完成
合川小学校(藤嶋勇人校長・児童数242人)の竣工式が、4月8日(水)に同校体育館で行われ、児童や教職員、地域住民などが出席し、木の温もり漂う新校舎の完成を祝いました。
市では、平成19年度に策定した小学校再編計画のもと、よりよい教育環境の充実に取り組んできました。合川地区では、平成24年に合川西小学校と合川南小学校が先行統合し、旧合川西小学校の校舎を使用して合川小学校として開校しました。今年4月からは合川東小学校と合川北小学校が加わり、新生合川小学校として誕生しました。
新校舎の建設は、平成23年度から始まり、今年3月までに鉄筋コンクリート2階建ての校舎と鉄骨造りの体育館、グラウンド、外構、駐車場が完成。校舎は延床面積4,156平方メートルで、普通教室12室、特別教室7室、多目的ホール、会議室、校長室、保健室等が、体育館にはアリーナ、ミーティングルーム、トイレ、更衣室を備え、内装には地元の木材がふんだんに使われています。また、校舎の屋上には太陽光発電パネルを設置し、環境教育の活用のほか、災害時の非常用電源としても活用されます。
式典には市、地域、工事関係者約40人をはじめ児童、教職員が出席しました。津谷市長は「4か年で工事を進めてきたが、本日ここに、次代を担う子どもたちの教育の場としてふさわしい立派な校舎が完成した。児童の皆さんは、この校舎で合川小の新しい歴史を刻み、友情を深めながら勉学にはげみ、未来に向かって大きく羽ばたいてほしいと願っている。また校長はじめ教職員の皆さまには、地域から愛される学校に育てていただくようお願いします」と式辞を述べました。
来賓の庄司弘秋田県教育庁北教育事務所長は「体育館やグラウンドで、心と体を鍛えて、数多くの栄光を残した先輩に続いてほしい。運動会や学習発表会など様々な学校行事の際は、地域の方々をこのすばらしい校舎にお招きし、がんばりをみてもらってください。そして地域の元気の源になってほしい」と述べました。
松尾秀一市議会議長は「合川地区すべての児童が勉学に励む環境が整いました。これまで培ってきた合川東、西、南、北のそれぞれの小学校の歴史と伝統を引き継ぎ、すばらしい校舎で学んだ児童たちが、地域、そして北秋田市のリーダーとして活躍されることを願う」と祝辞を述べました。
最後に、校舎用地提供者に感謝状が贈呈された後、全員で校歌と北秋田市民歌を斉唱し完成を喜び合いました。