2015年04月14日
コンテンツ番号6243
法務大臣感謝状伝達式
8期24年間、人権擁護委員を務めた前人権擁護委員の栗谷幹丈氏(阿仁水無)への法務大臣感謝状の伝達式が、4月14日(火)に北秋田市役所で行われました。
栗谷氏は、平成2年10月15日付けで法務大臣から人権擁護委員を委嘱され、以後、平成27年4月1日までの8期24年間にわたり、地域における人権尊重思想の普及のため、地域住民からの人権相談をはじめ、各種啓発活動に積極的に取り組みました。
また、子ども人権委員会委員として、子ども人権デーの開催や人権SOSミニレターで寄せられた子どもの悩み相談に適切に対応したほか、地元小学校における人権の花運動や人権教室にも積極的に関わりました。
さらに、地元障がい者施設の訪問や地域の祭典に合わせ創意工夫を凝らした啓発活動で中心的な役割を果たし、大きな成果を上げました。
このほか、栗谷氏は、平成9年5月から15年5月までの6年間、また、24年5月から27年4月までの3年間、合わせて9年間にわたり、大館人権擁護委員協議会の常務委員として、委員組織体の自主運営・自主活動にも貢献しました。
こうした功績により、栗谷氏は、平成7年に秋田地方法務局長表彰、平成8年に仙台法務局長表彰、平成11年に全国人権擁護委員連合会会長表彰、さらに、平成12年には法務省人権擁護局長表彰を受けられ、平成27年4月1日付けで法務大臣感謝状が贈られることとなりました。
伝達式では、津谷永光市長の立ち会いのもと、秋田地方法務局大館支局の三浦達也支局長から法務大臣感謝状が伝達されました。つづいて、大館人権擁護委員協議会の伊藤良子会長から記念品が贈られ、津谷市長が祝辞を述べました。
栗谷氏は、「このように表彰されて恐縮です。昔はたくさんの人から人権相談がありましたが、最近は平和になったためか、少子高齢化で人口が減った影響か、相談者も少なくなりました」と感想を語りました。