2015年04月18日
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長い歴史と伝統ある大会が今年も盛会に
今シーズンの陸上競技の幕開けを告げる第53回記念河田杯マラソン・大館北秋田ロードレース大会が、4月18日(土)に市役所前をスタート・ゴール地点として行われ、市内外から184人の選手が参加し、健脚を競い合いました。
同大会は、北秋田市、北秋田市教育委員会、大館北秋田陸上競技協会の主催で、戦前から長距離ランナーとして全国的に知られた旧鷹巣町の故・河田康雄さん(1909-1987)の遺志を継承し、次代を担う選手の育成と多くの人々にマラソンを楽しんでもらおうと開催されているもので、今年で53回目を数えます。
中央公民館で行われた開会式では、はじめに主催者を代表して岸 肇大会会長と津谷市長があいさつを述べ、そのうち津谷市長は「長い歴史と伝統あるこの大会が盛会に開催されることを心よりお喜び申し上げる。この河田杯マラソンは春の訪れを告げるとともに、陸上競技の幕開けの大会。これまでの練習の成果を遺憾なく発揮していただきたい」などと激励したほか、昨年度に改修を終えた鷹巣陸上競技場や5月27日に行われる『チャレンジデー2015』についてPRし、最後に「選手の皆さんにとって思い出に残る大会になるよう頑張ってほしい」などとあいさつをしました。
このあと、来賓として出席した北秋田市体育協会の成田光弘会長、北秋田市議会の長崎克彦副議長、秋田県議会の北林丈正議員、同じく近藤健一郎議員のうち、代表して成田会長と長崎副議長があいさつを述べ、選手たちの健闘を願ったほか、開会式の最後には選手を代表して鷹巣中学校3年の佐藤悠祐(ゆうすけ)さんが「今年の大会のスタートとして、自分の目標やチームの目標に対する強い気持ちが見える走りをすることを誓う」と力強く選手宣誓をしました。
大会は小学校5・6年が1.5キロ、中学校女子、一般女子、壮年男子(40歳以上)が3キロ、中学校男子、高校女子が5キロ、高校男子、一般男子(29歳以下)、壮年男子(39歳まで)が10キロのコースで行われ、 肌寒い気温のうえ時折小雨が降るあいにくの天候でしたが、選手たちは沿道からチームメイトや家族らの応援を受けながら、タイムを1秒でも縮めようと一生懸命走り抜きました。