2015年04月26日
コンテンツ番号6220
満開の桜と語らいを楽しむ
北秋田市観光物産協会(村井松悦会長)が主催する第64回鷹巣中央公園桜まつり『桜を観る会』が4月26日(日)、鷹巣中央公園の芝生広場で開かれ、大勢の来場者が満開の桜の中、歌謡ショーなどのイベントを楽しみました。
同公園は、観光秋田三十景の一つに数えられる景勝地で、桜の名所としても知られ、園内にはソメイヨシノを中心に、シダレザクラ、ヤエザクラ、ヤマザクラなど約900本が植えられています。中央の堤を囲むように咲き誇る満開の桜を目当てに、毎年多くの花見客が訪れます。
例年は連休期間中に満開の時期を迎えますが、今年は桜前線の北上が早いことから、桜まつりは例年より1週間ほど早い4月18日(土)に開幕しました。公園内のソメイヨシノは満開の時期を迎え、晴天にも恵まれたこの日は、たくさんの花見客が訪れてにぎわいました。
はじめに、村井会長が「今年は桜の開花が早く、会期の設定には苦慮しました。花見はタイミングが大事ですが、今日26日を『桜を観る会』の開催日にしたところ、今年はドンピシャリ当りました。観光協会と物産協会が合併して、今日は北秋田市観光物産協会として最初の行事となります。ここ北秋田市は、森吉山の四季を楽しむことができ、阿仁のくまくま園、四季美湖、世界一の大太鼓など、豊富な観光資源があります。これから1年間、内陸線を使って県内外からたくさんのお客さんを呼び込み、バター餅をはじめとする地元の特産品を売り込んでいきたいという思いで合併しました。これから観光シーズンを迎えますので、皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いします。今日は、北秋田市が元気になるように、皆さまと一日楽しみたいと思います」とあいさつしました。
続いて、来賓の津谷市長が「この北秋田市には見どころ、さまざまな文化、伝統、芸能など、この旧4町で持っているいろんなものがあります。それぞれの地域にそれぞれのすばらしい宝があります。その宝を一つひとつ皆さんが発掘をしていただいて広くPRしていただきたい。私たちも一生懸命、外に北秋田市を売り込んでいますので、皆さんからも「北秋田市にはこうゆうところがある」「こうゆうものをもう少し後押しすればよいのではないか」ということを教えていただきながら、皆さんと一緒に作り上げていきたいと思います。何よりも皆さんの元気が必要です。今日の桜まつりを契機に、大いに楽しんで盛り上げていただきたいと思います」と述べました。
その後、近藤健一郎県会議員と北林丈正県会議員の祝辞のあと、虻川副市長の音頭で乾杯し、参加者はシンガー・ソングライターの本城奈々さんのライブや演歌歌手の成田味恵子さんの歌謡ショーなどを楽しみながら、花見を満喫していました。
桜まつりは4月30日(木)まで開催されますが、桜のライトアップは5月6日(水)まで行われますので、夜の鷹巣中央公園で幻想的なひと時をお楽しみください。(ライトアップ期間は、4月18日~5月6日午後5時から11時まで)