2015年04月30日
コンテンツ番号6215
委嘱状交付式及び第1回審査委員会を開催
市民提案型まちづくり事業補助金審査委員会委員の委嘱状交付式が、4月30日(木)に市役所で行なわれ、5人の委員に委嘱状が交付されました。
市民提案型まちづくり事業は、市民協働のまちづくりを進める一環として、市民団体等が自発的に行うまちづくりに役立つ公益的な事業に対し、補助金を交付するもので、地域住民自らが地域のことを考え、地域課題の解決や地域振興に取り組む活動を支援し、地域の担い手となる多様的な活動主体を育成することを目的としており、事業費の最大70パーセント(上限額100万円)を市が補助金として交付しています。
この日は、はじめに虻川広見副市長が委員一人一人に委嘱状を交付し、「全国的にも人口減少、高齢化社会が進むなか、地域住民のつながりが一つの課題となっている。この事業では、地域課題の解決や地域リーダー育成を目的としており、これまで過去7年間で17団体、27事業に支援してきた。市民の方々が自主的な活動がとれることで市の活性化につながるものと考える。委員の皆さんには、事業が有意義に進むよう、審査や活発なご意見をお願いしたい」などとあいさつ。このあと、互選により委員長に斉藤彦志さん、副委員長に田中俊生さんが選任されました。
市民提案型まちづくり事業補助金審査委員会委員の任期は、平成27年4月1日から平成29年3月31日までです。
役職 | 氏名 | 所属等 | 備考 |
---|---|---|---|
委員長 | 斉藤 彦志 | 元北秋田市役所職員 | 新任 |
副委員長 | 田中 俊生 | くまげらインターネット協議会副会長 市行政評価委員 |
新任 |
委員 | 長岐 孝子 | 鷹巣町農業協同組合 推進課:ライフアドバイザー |
新任 |
〃 | 虻川 広見 | 北秋田市副市長 | 再任 |
〃 | 佐藤 浩 | 北秋田市市民生活部長 | 新任 |
委嘱状交付式のあと、引き続き平成27年度1回目の審査委員会が開催され、4月21日に締め切られた1回目の募集に申込みをした、根森田自治会と前山元気村実行委員会の書類審査とヒアリング審査が行われました。
根森田自治会は、森吉四季美湖と連携した名所・観光客の憩いの場の創出を目的として、集落景観と森林環境の保全を提案。主な内容としては、桜や百日紅(さるすべり)の育成、遊歩道の整備などを挙げ、ヒアリング審査では同自治会の三浦清成会長が「子どもからお年寄りまで、地域が一つになって行うものであり、ダム観光の一環になるものと期待している。今後は近くの自治会とも連携しながら進めていきたい」などと述べ、最後に「小さい集落なので力は無いが、地域が一つになってやれることを精一杯やりたい」と当事業への熱意を語りました。
前山元気村実行委員会は、子ども達がほかの世代との交流を通し、自主的に学び自分自身に生かそうとする心を芽生えさせるとともに、前山地域の良い所を見つめ直す機会として、子どもから大人まで通じあえる交流会を開催することを提案。当交流会の主な内容としては、帰省される方も多い8月15日に開催し、魚つかみ体験や伝統芸能の「雑魚釣り舞」や「子供奴踊り」の披露をはじめ、様々な催しを行うもの。ヒアリング審査で熊谷良一代表は「『前山は何もない』と住んでいる我々がそう思っていたが、県が行っている元気ムラ事業に参加し、色々なものがあることを再確認させられた。市民の方々をはじめ、住んでいる人、住んでいた人たちにも、もっと前山を知ってもらう機会にしたい」と提案した事業について説明しました。
今年度の募集は4回予定されており、2回目の募集は5月25日まで、3回目の募集が7月17日まで、4回目の募集が9月29日までとなっています。平成27年度市民提案型まちづくり事業補助金の詳しい内容については、地域推進係からのお知らせ「平成27年度市民提案型まちづくり事業補助金について」のページをご覧ください。