2015年02月06日
コンテンツ番号6147
伝統行事を継承し百人一首に親しむ
県立秋田北鷹高校(菊池一二三校長・生徒数736人)の第3回カルタ大会が2月6日(金)、同校の体育館で開かれ、生徒たちが日本の伝統文化を楽しみました。
同校では、百人一首に親しみながら古典の世界を学び日本のよき伝統に触れるとともに、楽しみながら学年を越えた親睦を図ろうと、平成23年度に統合した米内沢高校の伝統行事を継承しています。
生徒たちは、冬季休業中に百人一首を覚え、1月下旬からはこの日に向けて練習を積んできました。
開会式では、菊池校長が「県内の高校でカルタ大会を行っているのは本校だけだと思います。百人一首は世界に誇る日本の伝統文化の一つで、自然に対する思いやりや恋愛観、人生観が読み込まれている教養の宝庫です。今日はルールを守って楽しんでください」などとあいさつしました。
今大会には、同校の1・2年生503人が参加し、14クラスによる対抗戦で熱戦が繰り広げられました。
対戦は1チーム5人で、それぞれ対面した2人で20枚の札を取り合い、勝敗を決めます。各クラスが5チームを編成し、5ブロックに分かれて4戦し、クラス全体の勝ち数で順位を決める方式で行われました。
生徒たちは、読み手の声に耳を澄ませ、上の句(前半5・7・5)を聞いて、下の句(7・7)の札に素早く反応して取ったり、真剣に目で札を追ったりしながら、1枚の札に一喜一憂していました。