2015年02月15日
コンテンツ番号6127
餅を買い求める大勢の人でにぎわう
第21回もちっこ市が2月14日(土)と15日(日)に、道の駅たかのすの駐車場を会場に開かれ、手作りの餅や各種特産品などを買い求める大勢の人でにぎわいました。
もちっこ市は北秋田市物産協会と北秋田市観光協会(ともに村井松悦会長)が、米の消費拡大と観光客が遠のく冬季間の誘客を図ろうと開いているもので、新しい小正月行事として定着しています。
はじめに、大太鼓の館前に造られた雪の御堂の前で神事が行われ、物産協会、観光協会、JA、市などの関係者が参列し、玉ぐしを奉てんして誘客とイベントの成功を祈願しました。
神事の後の開会セレモニーで村井会長は「知恵を絞りながら、第2、第3のバター餅を誕生させて、アメッコ市、かまくら、犬っこまつりに負けないよう、県北の冬の風物詩として盛り上げていきたい」などと主催者を代表してあいさつ。
続いて来賓として津谷市長と近藤健一郎県議会議員、北林丈正県議会議員があいさつしました。このうち津谷市長は「北秋田市には、バター餅だけではなく美味しいものがたくさんありますので、どんどん発信していきたいと思っています。今日は、餅だけでなく特産品をどんどん買って味わってください。2日間の盛会を願っています」などと述べました。
セレモニーの後、商売繁盛や家内安全などを祈願して餅まきが行われ、集まった人たちがご利益にあずかろうと、紅白の餅に手を差し伸べていました。
市(いち)の会場となっている駐車場内に設営されたテントでは約20のお店がバター餅や切り餅、お焼き、大福餅、干し餅といった各種の手づくりの餅からケーキ等の洋菓子、いぶりがっこや白菜漬けなどの漬物類のほか、海産物の加工品、肉の煮込みなど地元の特産品をズラリと並べて販売し、大勢の人たちが各ブースを回りながらお目当ての品を買い求めていました。また、秋田北鷹高校家庭クラブがあんこと胡桃を使った「バターもち入りパイ」とバター餅をチョコレートでコーティングした「ボンボンショコラ」の試食コーナーを開設し、人気を集めていました。
会場では縁起物の枝餅の販売や餅つき、おしるこが無料で振舞われ訪れる人を楽しませました。