2015年01月02日
コンテンツ番号6100
家内安全と地域の発展を願う
新春恒例の大太鼓叩き初めが1月2日(金)に大太鼓の館で行われ、4張りの綴子大太鼓が大音響をとどろかせ、今年1年の安全と地域発展を願いました。
大太鼓叩き初めは、大太鼓の館と物産館への誘客、施設での無事故や市の発展などを祈願するため毎年1月2日に行われており、この日は綴子上町・下町の大太鼓保存会、市、市議会、観光・物産関係者が出席したほか、一般関係者も含め約60人がセレモニーを見守りました。
始めに神事が執り行われ、4張りの大太鼓の前に設けられた祭壇に津谷市長ほか参列者がそれぞれ玉ぐしを奉天し、今年の安全と地域発展などを祈願しました。
神事のあと、津谷市長は「このギネス登録された大太鼓は北秋田市にとって大きな誇りであり、昨年はこの大太鼓の館に外国からも400人を超える観光客の方にお越しいただきました。上町と下町の大太鼓が一緒にたたく機会は、年間を通じて数多くはありませんので、大太鼓の迫力と大きさを皆さんに堪能していただきたいと思います。また、今年は羊年であり、羊は家族の円満を表すとてもめでたい動物です。どうか今年1年が北秋田市と皆さんにとって良い年であり、健康であることを祈念します」などと新年のあいさつを述べました。
続いて上町・下町大太鼓保存会を代表して上町大太鼓保存会の石川仁司会長が「たたき初めも北秋田市の恒例行事の一つとなり、多数の皆さんに出席いただいて嬉しい限りです。これから合同でたたき初めを行いますが、その後に皆さんにもたたいてもらい、自分なりのたたき初めを体験していただければと思います」などとあいさつを述べました。
このあと、上町大太鼓保存会が「朝日山」と「輪打ち」、下町保存会が「ぶっこみ」と「流し」をそれぞれ演奏。そして、両保存会による合同の「街道下り」が打ち鳴らされ、雷鳴のように響き渡る大太鼓の音に来館者の皆さんは驚いた様子でした。たたき初めのあと、訪れた子どもたちが保存会会員の手ほどきを受けながら、自分の身長と同じ位の長さのバチを使って太鼓をたたいてみたり、記念撮影をしながら楽しんでいました。