2015年01月27日
コンテンツ番号6055
彩り豊かな作品が多数出品
JA鷹巣町が主催する「第9回山の芋料理コンクール」が、1月27日に中央公民館で行われました。
JA鷹巣町(佐藤清孝代表理事組合長)が主催する「第9回山の芋料理コンクール」が、1月27日(火)に中央公民館で行われ、工夫を凝らした様々な山の芋料理が出品されました。
山の芋はゴツゴツしたげんこつの形をしている「つくねいも」の一種で、一般的に販売されている「長芋」より粘り気がとても強く、鍋にしても崩れにくいのが特徴です。県内では主に大館、鷹巣、田沢湖などで生産されており、秋田県がブランド認証登録作物としているほか、JA鷹巣町でもキュウリととともに最重点野菜と位置付け、生産拡大を推奨している作物です。
コンクールは、地域農産物である山の芋のおいしさや魅力を市民に理解してもらい、家庭の食卓への普及や学校給食での活用など、地産地消並びに食育活動推進につなげるとともに、生産拡大を図ることを目的に開催されており、JA組合員のほか料理自慢の市民らが参加しました。料理部門には19品、加工部門には17品が出品され、会場の中央公民館ホールには、盛り付けにも配慮した彩り豊かな料理が各テーブルに並べられました。
審査会では、虻川広見副市長を委員長とした審査員7人により、「見ばえ」、「食味」、「アイデア」、「素材の有効性」の4項目を基準に審査が行われ、「料理部門」と「加工部門」の部門ごとに最優秀賞、優秀賞、努力賞が選ばれたほか、全体の中からアイデア賞と審査員特別賞を決定しました。
審査員からは「年々、作品のレベルは上がっているが、今年の作品は特に良かった」、「商品化につながる作品が多かった」との講評があり、当初は1点の予定であった審査員特別賞が、今回は3点の作品に贈られました。なお、審査員特別賞に選ばれた作品は、道の駅たかのすのレストランで商品化されることになっています。
各賞の受賞者は次のとおりです。
料理部門
【最優秀賞】「「山の芋彩り蒸し」山内ユキエさん
【優秀賞】「ゲンコツチキン南蛮」長崎久美子さん
【努力賞】カラフルGenkotsuパーティー藤嶋恵さん
加工部門
【最優秀賞】「山の芋の抹茶ムース」久留島文香さん
【優秀賞】「もちもちプリン」佐藤絹子さん
【努力賞】「スイートMt‘ポテト」長岐裕子さん
【アイデア賞】「キャラメル山ポテト」佐藤朋子さん
【審査員特別賞】「山の芋彩り蒸し」山内ユキエさん/「山の芋のしっとりクッキー」成田春華さん/「ぜいたくおはぎ」佐藤絹子さん