2016年12月12日
コンテンツ番号6023
七澤さんに北秋田市産米60キロ
移住者特典の贈呈が、12月12日(月)に市役所本庁舎で行われ、当市に移住された七澤康仁さん(24歳)に北秋田市産「あきたこまち」60kgが贈呈されました。
北秋田市では今年の4月から、移住定住促進の取組みの一環として、北秋田市又はNPO法人秋田移住定住総合支援センターに移住希望登録をした方が移住をされた場合、移住者特典として地元産品を贈ることとしており、今回がはじめての贈呈となります。
この度、贈呈を受けた七澤さんは、NPO法人秋田県移住定住総合支援センターが、県の委託を受けて実施している「秋田の魅力体験事業(お試し移住体験)」を利用して、今年の7月、本市で1か月間の移住を体験を行い、9月に移住を決意。県内でこの事業を利用して移住された事例としても初となります。
東京生まれの東京育ち。高校卒業後に東京で仕事に就いていましたが、アパートを引き払いバイクで日本各地を回る旅に出発し、日本各地で働きながら様々な方々と交流を楽しんできました。野添憲治氏の著書「マタギのむら」を読んだことがきっかけで、秋田への移住に興味が湧き、7月のお試し移住体験に参加。北秋田の暮らしや町の人の温かさに触れたことで、この度の移住を決断されました。
この日、津谷市長は北秋田市産あきたこまちを七澤さんに手渡し、「これから仕事をみつけ、北秋田市に住んでいただくことなる。一人では心細いこともあると思うが、市には移住定住の担当者もいるし、移住されてきた先輩たちもいるので、相談しながら北秋田市でじっくりと暮らしてもらいたい。私たちのように、ずっと住み続けていると良いものがあっても見逃している場合がある。そういった地元の人が気づかないところを教えてもらえるよう、ご協力をいただきたい」などとあいさつ。
また、贈呈を受けた七澤さんは「秋田のお米ありがとうございました。秋田への移住のきっかけはマタギですが、マタギに限らず北秋田の昔を地域の人たちに聞きながら、北秋田のことを知っていきたいと思っている」などと感謝の言葉を述べました。