2016年12月14日
コンテンツ番号6017
統計調査員として長年にわたり尽力
総務大臣表彰を受賞された佐藤キノ子さん(67歳=上杉)と経済産業大臣表彰を受賞された畠山トシ子さん(70歳=七日市)が、12月14日(木)に市役所を訪れ、津谷市長に受賞を報告しました。
佐藤さんは、長年にわたり、国勢調査・工業・商業・農林業などの各種統計調査に携わり、国勢調査では平成12年から27年まで指導員として従事し、豊富な調査経験を生かした的確な指導、正確な調査書類の審査を行っており、この度の表彰は、こうした長年にわたる活動と平成27年国勢調査の功績が認められたもの。これまでも平成6年に秋田県知事表彰、平成18年には経済産業省から感謝状を授与されています。
また、畠山さんも長年にわたり、工業・商業・農林業・国勢調査などの各種統計調査に携わり、平成4年から26年まで工業統計調査の調査員として、また、平成5年から13年までは商鉱工業石油等消費構造統計調査の調査員として毎年従事されており、この度の表彰はこうした長年にわたる経済産業省所管の統計調査の功績が認められたもの。これまでも平成5年には秋田県知事表彰、平成17年には経済産業省から感謝状が授与されています。
なお、受賞された方々には、11月11日に県庁第二庁舎で行われた「平成28年度秋田県統計功労者表彰式」において、表彰状が手渡されています。
この日、市役所を訪れた2人は津谷市長に受賞を報告。佐藤さんは、これまでの調査員の活動を振り返り「平成元年から調査員としてやってきたが、地域の皆さんが本当に快く調査に協力してくれたという思いがある」と地域の方々に感謝の意を表し、「ハガキや広報等での周知もされてきているので、徐々に調査がやりやすくなっていると感じているが、最近はインターネットの回答もあって説明の幅が広がり、覚えるのがたいへんです」などと、調査形態の変化について感想を述べました。
また、畠山さんは「いろいろなことがあったが、事務所の皆さんも協力的で、そういった方々に感謝している。こうして長年やっていると、事務所の方も顔も覚えてくれて、とてもやりやすかった。私みたいなのが、立派な賞をいただき恐縮している」などと、控えめに喜びを語りました。
受賞の報告を受け、津谷市長は「長年にわたり、統計調査員として苦労されながらも続けてこられ、このように受賞されたことを私たちも嬉しく思っている。インターネットの普及などにより、調査の形態も変化しているが、やはり人と人との信頼関係がなければ、調査はうまくいかない。今後とも体には十分に気を付けていただき、北秋田市のためにご協力をいただきたい」などと受賞を称えました。