2016年12月21日
コンテンツ番号6003
理想的な住民自治の確立に尽力
故・北林照助氏への総務大臣表彰の伝達式が、12月21日(水)に市役所本庁舎で行われました。
この度の表彰は、自治会や町内会等の地縁による団体の代表者として、多年にわたり在職し、地域的な共同活動を通じて良好な地域社会の維持及び形成に顕著な功績があったと認められる方に対し、総務大臣が表彰しているもの。
北林氏は、昭和36年に旧森吉町議会に初当選し、昭和40年から議長を務めたほか、昭和46年からは秋田県議会議員として8期32年間にわたり在職し、議長をはじめ多くの要職を務めるなど、地方行政の発展に大きく貢献され、これまで叙勲旭日中綬章をはじめ、藍綬褒章や全国自治功労者表彰など、数多く受章されています。
一方で、自治会等の身近な地域活動にもたいへん力を注がれ、米内沢本郷地区の自治会長等で組織する「米内沢本郷会」の会長を平成5年から平成26年までの長きにわたり務められ、各地区の連携や調整に努めるとともに各種事業を展開し、北秋田市の理想的な住民自治の確立に尽力。こうした功績が認められ、自治会等地縁による団体功労者として総務大臣表彰を受賞することとなりました。
この日、市役所で行われた伝達式には長男の一成さんが出席。津谷市長が表彰状などを伝達し、「本郷会の会員の方々から、議員としての活動はもちろんのこと、自治会の活動にも尽力され、本郷会もたいへん良くまとめてもらったと聞いている。この地縁団体功労は、受賞できる方はなかなかいない。本当に多くの功績を残された方だと感じている」などと敬意を表しました。
また、一成さんは受賞について「地方自治功労については、叙勲や褒章の受章があったが、今回は地域への貢献ということで、そいった点でもたいへん頑張っていたので、嬉しく光栄に思っている」と受賞の喜びを話しました。