2016年12月25日
コンテンツ番号6001
北秋田から選手たちに声援を送る
秋田北鷹高校(佐藤清悦校長)の第28回全国高校駅伝競走大会への出場に伴い、12月25日(日)に同校でパブリックビューイングが行われ、遠く京都で戦う選手たちに大きな声援が送られました。
秋田北鷹高校陸上競技部の女子駅伝は、10月23日に行われた全県高校駅伝競走大会で優勝し、前身の鷹巣高校・鷹巣農林高校から数えて12年ぶり6回目、統合してからは初となる全国大会出場の切符を手にしました。
この日は、選手たちを応援しようと、同校の大講堂には生徒や保護者など約100人が参加し、大型スクリーンに映し出されるテレビ中継を観ながら、「がんばれ!秋田北鷹高校」の旗やメガホンを手にスタートを待ちました。
野球部員が太鼓を打ち鳴らしながら息の合った応援を披露するなか、10時20分の号砲に合わせ、全国の予選を勝ち抜いてきた強豪たちが一斉にスタート。1区の藤田正由加さん(2年)が、各校のエース級がひしめくなか、18位でタスキを渡す力走をみせると、会場からは歓声や拍手が沸き起こり、一気に会場の熱が上がりました。
このあと、2区の萩野真紀さん(1年)、3区の萩野真理さん(2年)、4区の工藤千翔さん(1年)が、それぞれ全力を尽くしながらタスキをつなぐも順位を徐々に落とし、5区の中嶋夏奈さん(1年)が34位でゴール。大会前にケガや体調不良もあり、万全とはいえない状態であったものの、心を一つにタスキをつないだ選手たちに、参加者からは惜しみない拍手が送られていました。
レース後、陸上部親の会の工藤会長は「皆さんの応援は、現地に行った選手や保護者に伝わったと思う。1・2年生の若いチームであり、たった今ゴールしたばかりだが、選手たちはすでに来年を見ているはず。来年はさらに上の順位を目指していくので、これからも応援をお願いしたい」などと、参加者に感謝の言葉を述べました。また、応援に参加した生徒たちには「野球やソフトテニスなど、ほかの部活動もこのようにパブリックビューイングができるようになれば、それぞれの部活の刺激になる。今後も北鷹高生同士で高めあってほしい」などと、各部の更なる活躍に期待を寄せました。