2016年11月03日
コンテンツ番号5979
為三に届けふるさとの歌声
(2016年11月3日)
第11回浜辺の歌音楽祭が、11月3日(木)に北秋田市文化会館で開催され、市内の小中学生やコーラスグループが成田為三の楽曲や趣向を凝らした合唱曲を発表し、美しい歌声を響かせました。
同音楽祭は、『浜辺の歌』をはじめ優れた童謡や歌曲などを数多く作曲し、日本を代表する作曲家として知られる米内沢出身の成田為三(1893年-1945年)を顕彰するとともに、歌声のあふれる活気あるまちづくりにつなげることを目的として、平成18年から開催されており、今回が11回目。今年は小中学校やコーラスグループなど18団体、約750人が出演しました。
開会セレモニーでは、成田為三作曲の「浜辺の歌」と平成26年に発表された「北秋田市民歌」を参加者全員が合唱。つづいて主催者を代表して三澤仁教育長が「合唱は一人一人の心が一つにならないといい歌にならない。今日は、みんなの心と気持ちを一つにして、自分たちが持ってる一番きれいな声をホールの一番後ろの席で聴いている人まで届けようという気持ちで歌ってほしい」などとあいさつを述べました。
このあと、鹿角市出身の声楽家安保克則さんと鷹巣混声合唱団の土濃塚眞知子さんによる記念演奏が行われ、安保さんは、土濃塚さんのピアノ伴奏にあわせて、浜辺の歌や秋田県民歌、童謡など6曲を伸びやかで深みのある歌声で歌い上げ、聴衆からは大きな拍手が送られました。
この日のプログラムは午前・午後の2部構成。午前の部では、前田小学校が「未知という名の船に乗り」、「365日の紙飛行機」の2曲を声高らかに合唱したのを皮切りに、各団体が2曲から4曲を披露しました。市外からは大館ジュニアコーラスが出演し「かあさんの歌」「瑠璃色の地球」の2曲を披露したほか、曲に合わせた手振りやステップなどを加えた趣向を凝らした合唱の発表もあり、各団体とも心をひとつにして美しいハーモニーを響かせました。
第11回 浜辺の歌音楽祭 出演団体及び曲目
団体名 | 曲目 | |
---|---|---|
1 | 前田小学校 | 未知という名の船に乗り/365日の紙飛行機 |
2 | コール・もりよし合唱団 | ふるさとの木の葉の駅/めぐりあいの中に/サウンド・オブ・ミュージック |
3 | 大阿仁小学校 | ティキティキ/ベストフレンド |
4 | 大館ジュニアコーラス | かあさんの歌/瑠璃色の地球 |
5 | 阿仁合小学校 | 世界中のこどもたちが/365日の紙飛行機 |
6 | はまべのうたキッズ | 赤い鳥小鳥/Happy Lucky Goodday/さんぽ |
7 | 合川小学校 | かなりや/合川町民歌 |
8 | 米内沢小学校 | 山の紅葉/歌よありがとう |
9 | 鷹巣小学校 | ふるさと/BELIEVE |
10 | 鷹巣中央小学校 | もみじ/この星に生まれて |
11 | 鷹巣中学校 | 時の旅人/友~旅立ちの時~ |
12 | 浜辺の歌音楽館少年少女合唱団 | 赤い鳥小鳥/You were there~あなたがいるから~/Melody~伝えよう 広げよう 私たちの音楽~ |
13 | 鷹巣東小学校 | 夢見るジャンプ/Smile Again |
14 | コールつくしんぼ | ひとりじゃないよ/桜散る頃/スカボローフェア/Hey Jude |
15 | 鷹巣南中学校 | 夜汽車/unlimited |
16 | M・M・C | 山の紅葉/Far Away(彼方の光)/ぜんぶ |
17 | 鷹巣混声合唱団 | 365日の紙飛行機/混声合唱団のためのカンタータ「土」より第一楽章 農夫と土/第七楽章 大地讃頌 |
18 | 森吉中学校 | Amazing Grace/秋田県民歌/モルダウ |