2016年11月19日
コンテンツ番号5952
日頃の練習の成果を披露
(2016年11月19日)
第18回子どもたちの伝承芸能合同発表会が、11月19日(土)に交流センターで行われ、4団体の子どもたちが、これまで励んできた伝承芸能活動の成果を披露しました。
この発表会は、青少年育成北秋田市民会議(千葉文吉会長)が、平成11年から取り組んでいる事業で、伝承芸能に取り組んでいる子どもたちを激励し、郷土に対する誇りを持たせるとともに、子どもたちの健全な成長を願うことなどを目的として毎年開催されており、今回が18回目。
同会議では、ボランティア活動の一環として、市内の福祉施設利用者を招待し、交流と慰労の場を創出することも目的としており、この日は市内の福祉施設8か所の利用者約200人が招待されました。
開会式では、主催者を代表して千葉会長が「これまで伝承芸能の発表は小学生だけだったが、今回は中学生も発表する。今回で18回目を迎え、この中には1回目から観ている方もいると思う。ぜひ、今後とも元気にこの発表会に足を運んでいただきたい。今日は昔から引き継がれてきた伝承芸能の歴史を感じながら観覧してほしい」などとあいさつしました。
この日、発表された伝承芸能は、祇園太鼓(鷹巣中央小学校)、七日市奴踊り(鷹巣南小学校)、上舟木駒踊り(鷹巣南小学校)、よさいこいソーラン(鷹巣中学校)の4芸能。
発表では、鷹巣中央小学校の皆さんが、力強いバチさばきでかつリズミカルに祇園太鼓の演奏を披露して最初を飾り、そのあと鷹巣南小学校の皆さんが、七日市地区に伝わる「奴踊り」と「上舟木駒踊り」を発表し、赤い襦袢(じばん)に身を包み、しなやかな舞を披露したほか、騎馬に見立てた衣装を激しく揺らしながら熱演。最後は鷹巣中学校の生徒35人による息の合った「よさこいソーラン」の演舞が披露され、いずれの団体の発表のあとには、観衆からの惜しみない拍手が会場にいっぱいに広がりました。