2016年11月22日
コンテンツ番号5895
地域を造る女性の元気
(2016年11月22日)
北秋田市男女共同参画社会づくり基礎講座が、11月22日(火)に交流センターで開かれ、男女共同参画の意義や住民が主役の地域づくりの必要性について理解を深めました。
北秋田市男女共同参画社会づくり基礎講座が、11月22日(火)に交流センターで開かれ、講演とグループ討議を通して、男女共同参画の意義や住民が主役の地域づくりの必要性について理解を深めました。
講座は「地域を造る女性の元気」をテーマに、女性農業者たちが「自分たちが持っている技術を活かし、仲間と共にやりがいを生み出したい」と取り組んだ全員参加型の直売運営の事例から、地域の魅力を再確認し、自身やその地域に関わる人々が輝ける地域づくりを考えようと開かれたもので、人権擁護委員、婦人会、老人クラブ、職場の代表など約60人が参加しました。
開会にあたり、主催者を代表して佐藤浩市民生活部長が「今年4月に、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律「女性活躍推進法」が施行され、女性の活躍推進を図る機運が高まっています。また、男女が互いに人権を尊重しつつ、責任を分かち合い、性別に関わりなくその個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の実現は、将来に夢や希望を持ち、誰もが安心して暮らすことのできる地域づくりを進める上で必要不可欠です。様々な分野での取り組みが必要ですが、今回の基礎講座が、皆さんの地域での関わりを見つめ直し、一人一人が自らの問題として考え、行動していただく機会になればと思います」などとあいさつ。
また、来賓の秋田県北秋田地域振興局の渡辺哲也総務企画部長が「人口減少や少子高齢化が急速に進んでいる秋田県においては、すべての個人が性別に関わりなく活躍できる男女共同参画社会づくりへの取り組みがますます重要になっているので、今後とも皆さんのご協力をよろしくお願いします」などとあいさつしました。
続いて、大館市の陽気な母さんの店株式会社の石垣一子(かずこ)代表が「陽気な母さんの店の挑戦」と題して講演。石垣さんは、陽気な母さんの店のこれまでの歩みを振り返りながら、「直売所で体験交流を行うという大きな柱を立てたのは、秋田県では陽気な母さんの店が初めてだと思う。体験交流の目標として「消費者との交流」「食の大切さ・農業の大切さを伝える」「地域伝統食の継承」を掲げた。直売活動を通し、地域の一員として社会とつながる元気な母さんでありたい、という思いで取り組んでいる」などと語りました。
講演終了後は、各テーブルにあきたF・F推進員のほか、秋田北鷹高校の生徒も加わり、「地域を造る女性の元気」をテーマにグループ討議が行われ、日頃思っていることなどを積極的に発言し合っていました。