2016年11月22日
コンテンツ番号5882
市街地循環バス実証運行などについて説明
(2016年11月22日)
市長の記者会見が11月22日(火)に市役所で行われ、12月1日に開会する北秋田市議会12月定例会や市街地循環バス実証運行などについて説明しました。
主な会見の要旨は次のとおりです。
1.平成28年北秋田市議会12月定例会について
本日、平成28年北秋田市議会12月定例会を12月1日に招集することとしました。
今定例会には「北秋田市市税条例等の一部を改正する条例の制定について」をはじめとする条例案が11件、補正予算案が16件「北秋田市打当温泉マダキの湯の指定管理者の指定について」などの単行議案が6件、報告3件の計36件の提案を行うことにしています。
一般会計補正予算案については、既定の予算額に2億2,983万9千円を追加して、総額を254億6,998万7千円とするものです。歳出の主なものとして、秋田北鷹高等学校 女子全国高等学校駅伝競走大会出場補助金として100万円、北秋田市おもてなし宿泊支援事業補助金として1,000万円、森吉山県立自然公園施設等整備費負担金として1,284万円、公立フリースクールを核とした移住定住促進事業として687万9千円、北秋田市民ふれあいプラザ「コムコム」利用者活動支援事業として105万1千円などを計上しています。
2.辻堂駅100周年記念イベントへの参加について
JR東海道線辻堂駅開設100年を祝う記念イベントが、11月27日に神奈川県藤沢市の同駅で行われ、浜辺の歌音楽館少年少女合唱団が出演します。
JR辻堂駅にほど近い辻堂海岸は「浜辺の歌」の作詞者である「林 古渓(はやし こけい)」が幼少期に訪れ「浜辺の歌」の歌詞の原風景となった場所と言われており、今年開設100周年を迎える辻堂駅の発車ベルを「浜辺の歌」にしようという地元の方々の署名活動により、ちょうど100年目となる12月1日の始発電車より使用されることが決まっています。
「浜辺の歌」のメロディーといえば、秋田内陸縦貫鉄道の米内沢駅の到着予告音にも使われていますが、郷土が誇る作曲家成田為三先生の代表曲が遠い湘南の地で流れることは、大変嬉しく、そして誇らしく感じているところです。
今回「浜辺の歌」を縁として「100周年を祝う記念イベントに作曲者成田先生の出身地から合唱団を」という声があり、長く藤沢市に暮らし、故郷秋田と藤沢市の交流に尽力されている男鹿市在住の加藤真一さんの橋渡しにより、浜辺の歌音楽館少年少女合唱団が出演することになったものです。
当日は、午前11時より「浜辺の歌コンチェルト」と題して、成田先生の代表作「かなりや」や「赤い鳥小鳥」、「秋田県民歌」などを披露するともに、藤沢市の「すずかけ児童合唱団」との「浜辺の歌」合同合唱を行う予定となっているほか、私も現地でお祝いのあいさつを行うことから、先生の作品や出身地である北秋田市を大いにアピールしたいと考えています。
3.市街地循環バス実証運行について
中心市街地における新たな公共交通需要や路線の妥当性などを調査するため、市街地循環バスの実証運行を12月1日から28日までの約1ヶ月間実施いたします。
運行経路は、市民ふれあいプラザ「コムコム」を起点として、鷹巣地区の主要な商業施設、医療施設、駅や公共施設などを経由し、終点のコムコムまで1周約10キロメートル、約30分のコースとなっており、運行便数は10時から15時まで1時間おきに1日6便運行し、運賃は大人1回160円としています。
運行期間中は、アンケート調査をはじめ市民の皆さまから様々なご意見をいただき、利用者の皆さまのニーズや運行内容の不具合などを検証しながら、本格運行の実現が可能かどうか検討したいと考えています。ご協力をよろしくお願いします。