2016年10月11日
コンテンツ番号5860
防犯活動への士気を高める
(2016年10月11日)
全国地域安全運動出動式が、10月11日(火)に北秋田警察署前で行われ、参加者は地域の安心安全を守る防犯活動への士気を高めました。
この運動は、地域安全に資する関係機関・団体及び警察が、地域安全活動をさらに強化するとともに、相互間の連携を図り、安心して暮らせる地域社会の実現を目的として行われており、この日の出動式には、北秋田市と上小阿仁村から北秋田市防犯協会、北秋田地区防犯指導隊連合会、鷹巣地区及び森吉地区の少年保護育成委員などの関係機関から約80人が参加しました。
はじめに全国防犯功労者表彰及び秋田県防犯功労者表彰が行われ、全国防犯功労者表彰した北秋田市防犯協会鷹巣地区理事の相馬久夫さんは出席できませんでしたが、秋田県防犯功労者表彰を受賞した北秋田市防犯協会理事の小笠原弘職さん、北秋田市防犯指導隊の木村忠光さん、北秋田市防犯協会鷹巣地区理事の小嶋昭吾さん、北秋田市防犯協会鷹巣地区鷹巣支部理事の間嶋藤雄さんの4人に、須藤春彦北秋田警察署長から表彰状が伝達されました。
続いて、プロバスケットボールチーム「ノーザンハピネッツ」で、チームのPR活動を行うハピネッツガールズとして活躍中の花塚悠希さんに、1日警察署長の委嘱書が交付され、花塚さんは「みんなが安心して暮らせる地域となるよう頑張りましょう」などとあいさつ。また、愛犬サークル「ドッグラバーズ」に所属する犬6頭には「犯罪被害にあワン隊」の委嘱状が交付されました。
このあと、須藤署長は「県内の犯罪件数は平成14年以降、14年連続で減少しているものの、全国的には命を脅かす事件発生は跡を絶たず、管内でも特殊詐欺の被害が発生している。北秋田警察署では期間中、全国活動の重点とする子どもと女性の犯罪被害と特殊詐欺の被害防止のほか、万引き防止と車上狙い被害の防止も重点に置き、日本一安全で安心なまちづくり実現に向け推進していく。自分たちの地域は自分たちで守るという信念のもと、防犯活動への協力をお願いしたい」などとあいさつ。
また、来賓の津谷市長は「秋田県は全国で最も犯罪率が低いと伺っているが、市内でも特殊詐欺被害が発生している。市としても消費生活相談窓口の設置や通話録音装置の貸出し、公共施設への防犯カメラ設置など、警察署と連携しながら被害防止の環境整備を進めている。今後とも皆さんや関係機関と一丸となって、安全で安心なまちづくりを推進していきますので、引き続き皆さんのお力添えをお願いしたい」などとあいさつを述べました。
最後に、認定こども園しゃろーむの園児が、元気いっぱいの「しゃろーむ太鼓」を披露し、このあと園児全員で「これからも地域の皆さんを守ってください」と参加者を激励。参加者はそれぞれパトロール車両に乗り込み、花塚一日署長や園児が敬礼をしながら見送るなか警察署を出発し、各地区に分かれパトロールを実施しまたほか、一日署長の花塚さんと犯罪被害にあワン隊も、このあと街頭を行進して地域安全運動の推進を呼びかけました。
この運動は10月11日(火)から20日(木)までの10日間、全国一斉に実施されます。