2016年10月13日
コンテンツ番号5851
市産業祭や日沿道鷹巣大館道路の開通などについて説明
(2016年10月13日)
平成28年10月市長記者会見が、10月13日(木)に市役所本庁舎で行われ、北秋田市産業祭の内容や日沿道鷹巣大館道路の開通などについて説明しました。
主な会見の要旨は次のとおりです。
1.第10回北秋田市産業祭について
10月22日(土)と23日(日)の2日間にわたり、鷹巣体育館を会場に「掘り起こそう地域の宝 未来に繋げる技術と資源」をテーマとして、第10回北秋田市産業祭を開催します。
昨年の産業祭は、さきがけ新報社とタイアップし「ふるさと彩発見 in 北秋田」として開催しましたが、今年は従来のとおり、地域の技術と資源を中心に紹介する産業祭とし、67ブース、59事業所が出展することになっています。体育館アリーナでは、市内事業所展のほか、BMセレクション2016プロコンテスト、農産品や北あきたバター餅を活用したイベントが行われますし、サブ体育館では「びっくり商業祭」と題しまして、農産物や特産品などを集めた販売エリアを用意しています。また、駐車場では、それぞれのJA女性部による食堂やご当地グルメなどの飲食ブースをはじめ、警察や自衛隊、消防の車両、地元企業による建設機械などの展示を行います。このほか、鷹巣技術専門校が製作した「木製ロールスロイスの試乗体験」や「秋田犬とのふれあいコーナー」なども用意しています。
今年の産業祭は、地域に根ざした内容での開催になるほか、さまざな体験ができますので、多くの皆さまにご来場いただきたいと考えています。
2.日沿道鷹巣IC~二井田真中ICの開通について
日本海沿岸東北自動車道「鷹巣大館道路(鷹巣IC~二井田真中IC)」間が、10月22日(土)15時30分に開通することになり、当市にとって、初めての高速道路が開通します。
あらためて、鷹巣大館道路の開通に向けて、ご尽力をいただきました多くの皆さまに心からの感謝とお礼を申し上げたい。また、開通日が決定した際に、皆さまにコメントを発表しましたが、この度の開通によって、当市は高速道路、空港、鉄路と3つの高速交通体系が確立されることになり、まさに交通の要衝となります。そして、来年度には(仮称)あきた北空港ICまでの開通が予定されておりますので、日沿道全区間の早期開通に向けた要望活動を継続して、移動時間の短縮による雇用範囲の拡大や交流人口の拡大、企業の進出など開通がもたらすストック効果を本市の発展につなげるため、これまで以上に全力で取り組んでいきたいと考えています。
3.伊勢堂岱遺跡ジュニアシンポジウムの開催について
10月23日(日)10時から、コムコム多目的ホールにおいて、伊勢堂岱遺跡ジュニアシンポジウムを開催します。
ジュニアボランティアガイドは今年で2年目を迎え、大館市から参加した2人を含む、小学校4年生から高校2年生までの24人が登録し、5月の大型連休と8月の夏休み期間中に遺跡のガイドを行っています。今回のシンポジウムは、今年度の活動を振り返る「活動報告」と伊勢堂岱遺跡の未来を考える「意見発表」の2つを行う予定になっており、司会進行等のシンポジウム運営もジュニアボランティアガイドが行うことになっています。
縄文遺跡群の世界遺産への推薦については、今年度も先送りになりましたが、子どもたちのこうした活動は、登録に向けての大きな力になると考えています。地域の子どもたちが、ふるさとへの愛着や誇りをもって取り組む姿を、より多くの皆さまにご覧いただきたいと考えています。
4.阿仁合駅80周年記念イベントの開催について
昭和11年(1936年)の開設から、今年80年という大きな節目の年を迎える阿仁合駅を会場に「秋田内陸線 阿仁のごっつおまつり」が10月30日(日)に開催されます。
当日は「80周年記念セレモニー」が行われるほか、タレントの「グッチ裕三」さんやダンス&サンレンスコメディーパフォーマーの「GABEZ(ガベジ)」の出演が予定されており、会場を大いに盛り上げていただくことになっています。また、春の特別公開で大きな反響がありました阿仁合地域を支えた商家「宮越邸」と、今回新たに「湊商店の内蔵」の特別公開が行われるほか、内陸線資料館倉庫では、映画「マタギ」や旧阿仁町のPR用の映像資料「秘境の夜明け」が上映されます。「アユ」や「馬肉の煮込み」などの内陸線沿線の名物も販売されますので、地域の魅力をたっぷりと楽しめる内容となっています。さらには、内陸線を利用した方には、秋の味覚「マツタケ」が当たる抽選会も用意していますので、ご来場の際は内陸線に乗車いただきたいと考えています。
5.旧合川西小学校跡地へのメガソーラー設備の設置について
旧合川西小学校の跡地を利用したメガソーラー設備の設置を行うことなりました。設置事業者は、名古屋市の株式会社エレックス極東で、設置面積は32,415平方メートル、出力は1,590キロワット(一般家庭450世帯分)、事業期間は20年間となっています。
平成24年3月に閉校した旧合川西小学校の利活用については、築後40年を経過している校舎を活用する場合は耐震化が必要なことから、なかなか有効な利活用策を見出すことができない状況でしたが、この度、同社から事業計画の提案を受け、検討を重ねた結果、再生可能エネルギーの利用促進の観点から、事業実施に向けての手続きを進めることにしました。
再生可能エネルギーについては、太陽光発電のほかに、超小型の木質バイオマス発電機を製造するボルタージャパンの誘致や北秋田市民ふれあいプラザでの地中熱利用など、地域の特色を生かしながら導入を進めているところです。また、遊休施設の利活用については、7月の旧浦田小学校への新企業進出や合川東小学校での遺跡保管場所などのように、施設の現状や特徴、そして、市の各種計画等を踏まえながら、検討していきたいと考えています。