2016年10月15日
コンテンツ番号9817
歩行者天国で多彩なイベント
第1回鷹ホコまつりが、10月15日(土)16日(日)の2日間にわたり鷹巣銀座通り商店街で行われ、歩行者天国となった通りでは多彩なイベントが繰り広げられ、多くの市民でにぎわいました。
昨年までは、秋田北鷹高校の大綱引き大会に合わせて、キッチンカー&スーパー軽トラ市やステージ発表などをそれぞれ開いていましたが、今年はこれまでのイベントに加えて、1000人バーベキューやまちなかのどじまん大会、GAOおでかけ水族館、まちなかジャズコンサートなど催しを拡充して、商店街をさらに盛り上げようと、鷹ホコまつり実行委員会(佐藤大実行委員長)が新たなイベントとして立ち上げました。
まつりの初日に行われた大綱引き大会は、旧鷹巣農林高校の生徒会が中心となり「地域の活性化を若者の力で」をスローガンに平成13年から始まったもので、現在は統合校の秋田北鷹高校(佐藤清悦校長、生徒数708人)と、地元商店会、商工会、関係団体などで組織する北秋田市大綱引き大会実行委員会(藤本忠実行委員長)の主催で行われています。
大綱引き大会の開会式では、藤本実行委員長が「大会は、皆さんの先輩が始めて今回で16回目となった。銀座通り商店街を活性化しよう、にわいづくりをしようと毎年続けて、今ではこのように多くの市民が集まる大会になった。昨年は、JA鷹巣町の方々が優勝したが、今年は高校生の皆さんに頑張ってもらいたい」などとあいさつ。
続いて、来賓の津谷市長が「秋田北鷹高校の皆さんには、市のいろいろな行事やスポーツで頑張り、市民に元気を与えてもらっている。心から感謝したい。若い力でまちを活性化し、にぎわいづくりを推進していきたい。大会を楽しく盛り上げて、勝利を目指してもらいたい」などと激励しました。
このあと、生徒会長の小林健太郎さん(3年)が「今回も寒いですが、商店街の皆さんとともに盛り上がっていきましょう」などと健闘を誓い、組み合わせ抽選会で1番くじを引いた髙橋勝利さん(3年)が「爽やかな秋晴れのもとで、大綱引き大会を開催することができて嬉しく思う。1本の綱に夢と希望を乗せ、この鷹巣の街が今日、日本で一番熱い場所なることを誓います」と元気よく宣誓しました。
競技は、1チーム20人(男女10人ずつ)で行われ、同校の各クラスから18チーム、JA鷹巣町、市役所綱引き部など一般から5チームの23チームが出場。トーナメント戦で準々決勝までは1本勝負、準決勝、決勝は3本勝負で優勝を目指します。
選手たちは、試合開始の号砲と同時に、こん身の力を込めて綱を引き合い勝利を目指しました。選手の真剣な表情と白熱した試合に、同級生や詰めかけた市民からは大きな声援が送られ「がんばれ」、「負けるな」などと選手たちを鼓舞しました。決勝戦では、勝ち進んだ3年D組と昨年の覇者JA鷹巣町が対戦。若さを爆発させた高校生チームが連勝で優勝を飾りました。
鷹ホコまつりは、市民ふれあいプラザ周辺の銀座通り商店街約500メートルを歩行者天国にして行われ、鷹巣中学校の生徒によるよさこい演舞がオープニングを飾りました。
市民ふれあいプラザ前の特設ステージでは、ザ・ブレイク・ジャズバンド(大館市)やストーンレイクス(北秋田市)、JACK JAM(能代市)によるまちなかジャズコンサート、鳳翔華(大館市)によるよさこい演舞、まちなかのど自慢大会などで会場を盛り上げました。また、秋田銀行鷹巣支店の駐車場では「みんな集まれ1000人バーベキュー」が行われ、好天のもと家族連れなどが炭火で焼いた野菜や肉などを食べてバーベキューを楽しみ、市民ふれあいプラザ入口では、男鹿水族館のGAOおでかけ水族館が行われ、子どもたちが水槽の中にいるウニやナマコを直接触って感触を確かめていました。
キッチンカー&スーパー軽トラ市では、じゃっぷうや馬肉の煮込み、男鹿しょっつる焼きそば、ラーメン、塩からあげ、ポップコーンなどのグルメや新鮮な農産物を販売する出店が並び、昼時には買い求める人たちの行列ができるほどにぎわっていました。
鷹巣銀座通り商店街は2日間にわたり、大綱引き大会の高校生、多彩なイベントや買い物を楽しむ大勢の市民でにぎわい、街は熱気と活気に包まれました。