2016年10月17日
コンテンツ番号5821
柴田節子さんが再任
人権擁護委員の再任に伴う委嘱状の伝達式が、10月17日(月)に市役所で行われ、津谷市長が法務大臣からの委嘱状を柴田節子さん(58歳・五味堀)に手渡しました。
人権擁護委員は、地域の皆さんから人権相談を受け問題解決のお手伝いや法務局の職員と協力して人権侵害による被害者の救済、地域の皆さんに人権について関心を持ってもらえるよう啓発活動を行う民間ボランティアです。
委員は、公平かつ客観的な立場で物事を判断することができ、広く社会の実情に通じ、人権擁護について深い理解のある人でなければなりません。そのため選任にあたっては、市町村長が人権擁護委員にふさわしい地域の候補者を選び、議会の意見を聞いた上で法務局へ推薦し、さらに法務局において弁護士会及び人権擁護委員連合会に意見を求めて検討した後、法務大臣から委嘱されます。
この度、再任された柴田さんは、四季美館を退職したあと平成25年10月に人権擁護委員に就任。今回で2期目となりました。再任による任期は平成28年10月1日から平成31年9月30日まで。
伝達式では、津谷市長が柴田さんに委嘱状を手渡したあと「柴田さんには、平成25年から人権擁護委員として1期3年間頑張っていただき、今回が2期目となり今後3年間ご尽力いただくことになりました。柴田さんは、小中学校での人権の花の植栽をはじめ、いじめや人権侵害をなくするための人権啓発活動に積極的に取り組んでいただいていると伺っています。今後も、これまでの豊富な経験を生かしながら、活動をとおして大切な人権が守られ、この地域に住む皆さんが、明るく元気に安心して暮らしていける地域づくりにお力添えをお願いします」などとあいさつしました。
柴田さんは「私の担当している地区は、相談者があまり多くなくて実績もありませんが、相談を受けたときは少しでも相談者の悩みや気持ちを理解できるよう親身になって相談にあたりたい。また、小中学校での人権の花の植栽活動も続けていきたい」などと今後の抱負を述べました。