2016年10月18日
コンテンツ番号5817
開通を前に関係機関が合同で実施
(2016年10月18日)
10月22日に開通する日沿道の鷹巣大館道路で、10月18日(火)に防災訓練が行われ、各関係機関が参加して災害時の連携体制を確認しました。
訓練場所となったのは、鷹巣ICから二井田真中IC間の北秋田市と大館市の境界にある摩当山トンネル。延長が3333mと非常に長いことから、災害対策として、車道と平行する避難坑が併設されているほか、非常警報装置や非常電話設備、消火設備など、様々な防災設備が整っています。
訓練は、トンネル内で人身事故や車両火災等が発生した際、トンネル内の防災設備の作動と関係機関の連携・支援により、災害を最小限にとどめ、二次災害の発生を防止することを目的として、国土交通省をはじめ、秋田県警察本部高速道路交通警察隊、北秋田・大館の警察署や消防本部、北秋田地域振興局、北秋田市などが合同で実施しました。
この日の訓練は、摩当山トンネル北秋田市側入口から150m付近で車が正面衝突し、この事故をきっかけに、さらに3台の車両が巻き込まれ、11人が重軽傷を負うとともに事故車両から火災が発生したことを想定して実施。
事故発生後、後続車両の搭乗者が非常警報装置のボタンを押し、非常電話で110番通報を行う通報訓練から始まり、トンネルの出入口及び鷹巣ICと二井田ICでの交通規制訓練、車両の消火や重傷者の救出、応急手当などの消火救助活動訓練などが、短時間の間に流れるように行われました。
また、訓練終了後は参加者による検討会が行われ、講評及び報告をしながら災害時の対応を改めて確認し合いました。