2016年10月19日
コンテンツ番号5815
長年の功績が認められる
(2016年10月19日)
平成28年度地方教育行政功労者表彰を受賞された加賀隆寛さん(73歳、米内沢)が、10月19日(水)に市役所を訪れ、津谷市長に受賞を報告しました。
地方教育行政功労者表彰は、地方教育行政で功労が特に顕著な教育委員会の委員に対し、文部科学大臣が表彰しているものです。
加賀さんは、昭和42年から小・中・高と教べんを執り、平成15年に県立能代西高校の校長を最後に退職。同年12月からは森吉町教育委員会委員長を務め、平成17年の4町合併後も北秋田市教育委員会委員、平成19年から平成27年まで委員長を務めました。
この間、北秋田市小学校再編計画の策定に携わり、子どもたちが成長できる環境の整備に尽力されたほか、平成20年に開園した「あきたリフレッシュ学園」では、不登校の児童や生徒の学校復帰に向けて熱心に指導されるなど、教育施策の推進に優れた業績を収めるとともに、委員長の重責を長年にわたって担い、市教育行政の振興と発展に貢献されました。
こうした功績が認められ、10月14日に文部科学省講堂で行われた表彰式において、文部科学大臣から表彰されました。
この日、市役所を訪れた加賀さんは「このような重い賞をいただいたが、特別なことをしてきたという思いもないし、もっと頑張れという意味が込められていると私は考えている。こうして続けられてきたのも周りの方々のおかげ。いろいろな人の支えが、この受賞につながったものと感謝している」などと、受賞についての感想を述べました。
報告を受け、津谷市長は「おめでとうございます。長年にわたり、ご苦労もあったと思いますが、このように功績が認められ、私たちにとっても誇り。今後も健康に留意され、ご指導いただきたい」などと祝福しました。