2016年10月22日
コンテンツ番号5808
掘り起こそう地域の宝 未来に繋げる技術と資源
(2016年10月22日)
第10回北秋田市産業祭が、10月22日(土)・23日(日)の2日間、鷹巣体育館を会場に行われ、農・工・商全般にわたる展示品の観覧や特産品を買い求める多くの市民でにぎわいました。
産業祭は、市全体の地場産業の振興や地域経済の活性化を図るため、市や商工会、JAなどで作る実行委員会の主催で毎年行われているもので、10回目を迎える今回のテーマは「掘り起こそう地域の宝 未来に繋げる技術と資源」。今年の産業祭は、地域の技術と資源を中心に紹介する内容で開催され、会場には、59事業所が出展し、67ブースが設けられ、展示や販売を行いました。
1日目の午前10時から体育館入り口で開会セレモニーが行われ、開会にあたり主催者を代表して虻川副市長が「産業祭は、農業、工業、商業の各分野で日ごろ努力している皆さんの高い技術力、伝統を一般の方にも知ってもらうことを目的に開催している。北秋田市のあらゆる世代が参加する産業祭であり、ご来場の皆さんには、ぜひとも北秋田市の産業の魅力を体感、体験していただければと思う」などとあいさつ。このあと、代表者によるテープカットで産業祭の開催を祝いました。
開会セレモニーのあと、体育館ステージでは農産物品評会表彰が行われ、今年の品評会に出展された農産物302点の中から、市長賞(2点)をはじめ、JA鷹巣町組合長賞(4点)、JAあきた北央組合長賞(4点)、秋田県たばこ耕作組合長賞(1点)の1等賞に11点、2等に20点、3等賞に24点の計55点の農産物が選ばれ、この日は1等賞を受賞された方々に、九嶋産業部長や各団体の代表者から賞状と記念品が手渡されました。
館内では、農産物の展示、事業者による企業製品の展示や販売、秋田北鷹高等学校の学校活動の紹介、秋田内陸線のPR、鷹巣技術専門校展、自衛隊・警察広報展、市内の保育園の園児による絵画展などが行われたほか、サブ体育館の「びっくり商業祭」では、農産物やお菓子、スポーツ用品などが格安販売されました。
駐車場では、自衛隊・警察・消防車両展示、日立建機重機展示、地震体験車コーナー、鷹巣技術専門校製作の木製自動車(ロールスロイス)の体験試乗コーナーのほか、B級グルメコーナー、JA女性部食堂、苗木・堆肥販売、秋田犬ふれあいコーナーが設けられ、大勢の来場者でにぎわいました。
また、ステージでは、「秋田県特別支援学校発表会」、北秋田市の特産品であるバター餅に関する知識など競う「バター餅トライアスロンin産業祭」が行われたほか、産業祭では恒例となった「やまのいもとろろ飯大食い大会」や「坊沢の豆腐早食い競争」、秋田北鷹高等学校書道パフォーマンスといったバラエティーに富んだステージイベントが繰り広げられました。
この中で、北あきたバター餅の商標使用が許可されている製造業者が参加し、一般審査員(来場者)先着300人による投票で評価の高かった4者を「BIG4」として認定する「BMセレクション2016プロコンテスト」も行われました。BIG4に選ばれた業者は、これから1年間、商品に認定シールを貼って販売することができるほか、バター餅のPR行事などの際には、優先してそのバター餅が使用されることになっています。審査の結果、「大川米屋」、「精まい家」、「鷹松堂」、「高関製菓」の4社がBIG4に選ばれました。
この後、BIG4の関係者も参加し、エンディングの北あきたバター餅の餅まきが行われ、2日間にわたる産業祭の最後を盛大に締めくくりました。
部門 | 品目 | 氏名 | 住所 |
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北秋田市長賞 | |||
第4部 野菜 | 山の芋(丹波) | 長岐 琢未 | 七日市 |
第4部 野菜 | きゅうり(ジュピター) | 金 勝彦 | 本城 |
JA鷹巣町組合長賞 | |||
第2部 畑作物 | 大豆(株大豆) | 農事組合法人 坊沢営農組合 | 坊沢 |
第4部 野菜 | 長ねぎ(夏扇パワー) | 山内 茂 | 向黒沢 |
第4部 野菜 | ジャンボいんげん(びっくりジャンボ) | 亀山 春樹 | 田沢 |
第4部 野菜 | ベイナス(くろわし) | 佐藤 利子 | 与助岱 |
JAあきた北央組合長賞 | |||
第3部 果樹 | りんご(紅あかり) | 伊東 忠敏 | 杉山田 |
第4部 野菜 | トマト(麗夏) | 柴田 豊吉 | 本城 |
第4部 野菜 | ほうれん草(プログレス) | (有)大野台グリーンファーム | 大野台 |
第5部 花き | スプレー菊(ラドスト) | 根田 洋子 | 長野 |
秋田県たばこ耕作組合長賞 | |||
第2部 畑作物 | 葉たばこ(たいへい) | 豊村 清 | 美栄 |