2016年10月29日
コンテンツ番号5781
1年間の文化芸術活動の成果を披露
(2016年10月29日)
第11回北秋田市文化祭が、10月29日(土)から31日(月)の3日間、文化会館と森吉総合スポーツセンターで行われ、多くの市民がステージ発表や作品展示などで日頃の文化芸術活動の成果を披露しました。
今年の文化祭は、演示部門が10月29日と30日に文化会館で、展示部門が10月29日から31日まで森吉総合スポーツセンターで行われました。
演示部門には52団体、延べ550人を超える出演者がステージで歌や踊りを披露し、展示部門には70の団体及び個人から出展され、多くの作品で会場を彩りました。
29日の演示部門の開会にあたり、北秋田市文化祭実行委員会の成田陸雄委員長が「演示部門は、この一年間、練習に練習を重ねてきた皆さんが発表する。ぜひ最後までご観覧いただきたい。また、展示部門は会場が森吉地区になり、ここから少し離れているが、循環バスも用意しているので、ぜひそちらにも足をお運びいただきたい」などとあいさつ。このあと生田流箏曲日本当道会鷹巣教室の琴演奏を皮切りに、各団体による歌や踊りなどが披露されました。
また、この日は平成28年度北秋田市芸術文化表彰が行われ、長年にわたり市の芸術文化の発展に貢献されたとして、鎌田幸藏さん、松橋勝美さん、近藤雪美さん、藤根ミサさんの4人が「芸術文化功労賞」を受賞されたほか、優れた芸術作品などを創作されたとして、三澤早奈恵さん、河田みほ子さん、武石寿樹さん、花田恵子さんの4人が「芸術文化奨励賞」を受賞されました。
三澤教育長は、受賞者一人一人に賞状と記念品を手渡し「芸術文化功労賞を受賞された皆さんは、素晴らしい技能を自分だけのものとせず、地域の方々にも広げ、みんなで一緒に活動をしていく取り組みを何十年も続けられてきた。感謝を申し上げるとともに、この受賞を契機に益々活躍されることを願っている。人それぞれが才能を持っているが、それに気づかずに一生を終える方はたくさんいる。芸術文化奨励賞を受賞された皆さんは、自分の中にあるキラリと光るものを見い出し、さらに努力に努力を重ねた結果が、栄光に結びついたと思っている。今後も精進を重ねて立派な作品を作ってほしい」などとお祝いの言葉を述べました。
このあと、受賞者を代表して鎌田幸藏さんが「今日は名誉ある賞をいただき、受賞者を代表してお礼申し上げる。この受賞の陰には、先輩や同士の指導や協力があり、その恩に報いるためにも微力ではあるが、ふるさとをより良くするため努めていきたい」などとお礼の言葉を述べました。