2016年09月04日
コンテンツ番号5739
7団体が演奏やダンスを披露
(2016年9月4日)
市内外のアマチュアバンドなどによる野外ライブ「魚座造船所LIVE」が、9月4日(日)に旧浦田小学校グラウンドで行われ、会場には大勢の家族連れなどが訪れてにぎわいました。
魚座造船所は、平成26年に開催された「国民文化祭あきた2014」の内陸線アート事業の一環として、東京藝術(げいじゅつ)大学美術学部教授でアーティストの日比野克彦さん、浦田自治会、ボランティアスタッフが共同で、旧浦田小学校グラウンドに制作した全長約10メートル、幅約4メートル、高さ約6メートルの木造船。船内にはブランコが設置され、自由に乗ることができます。
木造船の設置時期については、冬期間に雪の重みで壊れないよう、降雪前の11月に解体して体育館に保管され、5月下旬に浦田自治会の会員などにより組み立て作業が行われており、今年も11月頃まで展示される予定です。
今回が2回目となる「魚座造船所LIVE」は、魚座造船所プロジェクトを指揮した日比野さんが提唱する「人が集い、楽しめる場所を」との思いを踏まえ、プロジェクトに参加した地元住民でつくる魚座造船所実行委員会(神成幸志実行委員長)が主催したもの。今年は市の市民提案型まちづくり事業補助金を活用して開催しています。
開会にあたり、実行委員会の総括責任者を務める武石博さんが「本日は、ようこそお越しいただきました。今回で2回目となるこのイベントには、北秋田市や浦田部落会から補助金をいただいているほか、今年から旧浦田小学校に入っている株式会社ニューエンジから多大なご協力をいただいた。今日は30度を超える1日になるようなので、体調管理には十分に留意されながら楽しんでもらいたい」などとあいさつを述べました。
この日のライブには、里の春菊、もりよしダンスキッズ、ソリットカラーズ、浦田おやじバンド、ケアロハ・フラオハナ・タカノス、北の杜音楽団、ヴェルビエントス&ラミーヤの7組が出演し、自然豊かな会場でアマチュアバンドや吹奏楽、ダンスなど多種多様なパフォーマンスを披露して訪れた観客を楽しませました。
また、会場ではおにぎりやみそつけたんぽ、焼きそば、焼き鳥、イカ焼き、わたあめ、ポップコーンなどの屋台のほか、ネギやナス、オクラ、枝豆などの新鮮野菜が並ぶ物販コーナーも設けられ、来場者は飲食してくつろぎながら、ライブを楽しんでいました。