2016年09月05日
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秋田県中学校男子では最高順位となる5位入賞
(2016年9月5日)
森吉中学校3年の佐藤大晴(たいせい)さんと岩間大輝(だいき)さんが、9月5日(月)に市役所本庁舎を訪れ、全国中学ソフトテニス大会での5位入賞を報告しました。
佐藤さんと岩間さんは、7月の全県大会で2連覇を達成し、8月の東北大会でも14歳以下の日本代表選手をはじめ全国の上位に入る選手がひしめく中を勝ち進み、東北の頂点に立ちました。
8月22日から24日まで石川県で行われた第47回全国中学ソフトテニス大会では第1シードで出場し、1回戦を4-0と上々のスタートを切ると2回戦を4-2、3回戦を4-1と勝ち進み、迎えた準々決勝で今大会の山場となる島根県の高木・津田ペアと対戦。第1ゲームで競り合いながらも1ゲーム先取されると、その後も競り合うものの勢い上回る相手に試合の流れを変えることができず1-4で敗れました。なお、勝利した高木・津田ペアは優勝を果たしています。
準々決勝で敗れたものの全国5位入賞は、秋田県の中学男子では平成20年の名取・工藤ペア(大館一中)と並ぶ最高順位であり、9月17日・18日に広島市で行われる「JOCジュニアオリンピックカップ(17歳以下)」の出場権も得ました。
この日、市役所を訪れたのは、佐藤さんと岩間さんの2選手と柴田保校長、藤島公仁監督の4人。
全国大会での入賞を報告し、全国大会に出場した感想については「緊張することなく、思い切ってプレーすることができた」と振り返った2人。5位入賞という結果について「うれしさ半分、くやしさ半分」と満足はしていない様子だったが「入賞できたのは、先生やコーチ、家族など、これまで支えてくれた人たちのおかげ」と周りの人たちへの感謝の気持ちを表しました。
また、今大会を通して見つけた課題について、佐藤さんは「サーブの確立を上げること」、岩間さんは「レシーブの精度を上げること」を挙げ、優勝ペアと再戦したら勝てるかの質問には「次は勝てると思う」と自信をのぞかせました。
今月17日から行われるJOCジュニアオリンピックカップについて、佐藤さんは「全国上位の高校1、2年生とも対戦することになるが、受け身になることなく、自分から攻めていきたい」などと、岩間さんは「ペアで協力して1ポイントずつ積み重ね、1勝を目指したい」などと意気込みを述べました。
報告を受け、津谷市長は「優勝を目指していただけに残念だったが、5位入賞はすばらしい成績。試合後はすぐに自分たちの課題を見つけ、日々成長していることが感じられる。これからも2人で力を合わせ、時には良きライバルとして、お互いに高め合ってほしい」などと今後の更なる活躍に期待を寄せました。