2016年09月08日
コンテンツ番号5735
長寿と互いの健康を祝い合う
(2016年9月8日)
平成28年度森吉地区の敬老式が、9月8日(木)に森吉総合スポーツセンターで開かれ、約400人が参加して長寿を祝いました。
今年の敬老式対象者は市全体で8,331人(男2,941人、女5,390人)、そのうち森吉地区の対象者は1,601人(男585人、女1,016人)でした。また、森吉地区で白寿を迎えられた方は2人、同じく米寿は81人、同じく75歳を迎えられ敬老者の仲間入りをした方は90人でした。
式典では、はじめに津谷市長が「本日は、同じ森吉地区で一緒に過ごしてきた仲間同士で思い出話やお互いの近況を大いに語り合いながら、楽しい時間を過ごしてほしい。北秋田市には、花の百名山や樹氷で知られる森吉山や奥森吉の大自然、ギネスブックに認定されている綴子大太鼓、世界文化遺産登録を目指している伊勢堂岱遺跡といった全国に誇れる宝に加え、ここ森吉地区から誕生し、今では全国的な知名度となった北あきたバター餅などの宝物のアピールも併せて行い、北秋田市のファンを増やしていきたい。皆さんがいつまでもご壮健で心豊かな人生を過ごされることを祈念し、また来年もこの会場で元気に会えることを期待しています」などとあいさつしました。
次に、2人の児童が敬老作文を発表し、はじめに米内沢小学校5年の北林心姫(ここ)さんは「たくさん支えてもらって」と題し、料理上手な祖母が教えてくれたたまご焼きが自分の得意料理になっていることや、小さいころに亡くなってしまった祖父とのエピソードを紹介し、「いつもありがとう。これからも長生きしてね」と感謝の気持ちを伝えました。
続いて、前田小学校5年の西根若菜(わかな)さんは「大好きなおじいさん、おばあさんへ」と題し、鍛冶職人の祖父と、それを売る祖母が一生懸命働く姿を見て「いつもすごいと思って尊敬している」とし、登下校などで自分たちを見守り支えてくれる地域の高齢者たちに対し「これからもわたしたちをよろしくお願いします。いつまでも元気で長生きしてください」と呼びかけました。
このあと、新敬老及び米寿を迎えた方々への祝品を、新敬老代表の庄司良子さん(通り町)、米寿代表の渡部健蔵さん(日栄)に津谷市長がそれぞれ手渡しました。
続いて、来賓の関口正則・市議会議員、近藤健一郎・県議会議員、北林丈正・県議会議員がお祝いの言葉を述べ、最後に新敬老者を代表して奈良義勝さん(大杉)が「ここにおられる多くの先輩方の元気な姿を見習い、健康に留意し、長寿と老人活動に努めたい」などとお礼のあいさつを述べました。
式典終了後の祝宴では、はじめに運営全般にわたり協力してきた森吉婦人会を代表して北林カヅ会長が開宴のあいさつを述べ、そのあと、佐藤登さん(鶴田)の乾杯の音頭で祝宴が始まりました。なお、今年も健康で寿命が長く延びることを祈念して日本バター餅協会(村井松悦会長)から参加者全員に「北あきたバター餅」が贈られました。参加された皆さんは、互いの近況などを語らい、ステージでの踊りや歌を鑑賞して楽しい時間を過ごしました。