2016年09月11日
コンテンツ番号5720
多様な太鼓のリズムと大太鼓が共鳴
(2016年9月11日)
第14回北秋田市たかのす太鼓まつりが、9月11日(日)に大太鼓の館の野外ステージで開かれ、趣向を凝らした迫力ある太鼓演奏や優雅な踊りを見ようと、県内外から大勢の観客が詰めかけました。
イベントは、市観光物産協会や綴子上町・下町大太鼓保存会など各太鼓団体で組織する、北秋田市たかのす太鼓まつり実行委員会(野呂俊二実行委員長)が主催。今回は市内から11団体と上小阿仁村の「上小阿仁和太鼓保存会 鼓響」のほか、特別ゲストとして、太鼓祭日本一に輝く「打鼓音(神奈川県)」、仙台青葉まつりで、すずめ踊りを披露している祭連から精鋭集めた、仙臺すずめ踊り「伊達の舞2016」が出演しました。
開会セレモニーでは、野呂俊二実行委員長が「去年はあいにくの雨でしたが、今年はすばらしい天気で太鼓日和となった。打ち手たちが一生懸命に頑張りますので、皆さまの盛大な拍手で応援してもらいたい」などとあいさつしました。
まつりは、はじめに綴子上町大太鼓保存会が登場し、直径3.80メートルと3.44メートルの2張りの大太鼓を、雷鳴のごとく打ちならし、さらには「ヤツパリ」といわれる棒術の使い手による力強い演舞と獅子踊りも披露され、第14回目となる太鼓まつりのオープニングを飾りました。
このあと、たかのすふるさ太鼓・綴子婦人会有志、合川太鼓保存会、上小阿仁和太鼓保存会 鼓響、鷹巣ばやし普及会、森吉山麓火まつり太鼓、婦団連ふるさと子ども太鼓、北秋田ドラムサークル、綴子下町大太鼓保存会、綴子婦人会、しゃろーむ太鼓、鷹巣すずめ踊りが次々と熱演。演奏の合間には商品券等が当たるお楽しみ抽選会が2回行われ、来場者を楽しませました。
つづいて、ゲスト出演の仙臺すずめ踊り「伊達の舞2016」が、一糸乱れぬ優雅で可憐な舞を披露したほか、太鼓祭日本一決定戦で見事に日本一に輝いた、創作和太鼓集団「打鼓音」が、圧巻のバチさばきと迫力ある太鼓のリズムを披露し、会場には大きな歓声と拍手が響き渡りました。
最後は、綴子上町・下町大太鼓保存会が合同演奏を披露し、上町の3.8メートル、下町の直径3.71メートルをはじめ4張りの大太鼓が共鳴する迫力ある轟き音で観客を魅了したほか、出演した各団体の演者たちが、太鼓を打ち鳴らし盛大にまつりを締めくくりました。