2016年09月11日
コンテンツ番号5718
12チームが練習の成果を競う
(2016年9月11日)
第16回あきた南北ジュニア強化サッカー交流大会が、9月11日に鷹巣陸上競技場で行われました。
第16回あきた南北ジュニア強化サッカー交流大会(もみじカップ)が、9月11日(日)に鷹巣陸上競技場で行われ、12チームが参加して熱戦を繰り広げました。
同大会は、秋田内陸線の利活用に寄与し、サッカーを通して少年少女たちの健全な心身の育成と発達を図ることを目的に、(一社)秋田県サッカー協会の主催で行われています。毎年、春の5月には「さくらカップ」として仙北市で行われ、県北のサッカーチームが内陸線を利用して参加しており、秋は「もみじカップ」として北秋田市を会場に行われ、県南のチームが内陸線を利用して参加し、サッカー交流を図っています。
この日は、角館駅5時51分発の内陸線に仙北市や大仙市などの県南チームの選手や指導者などが乗車し、大会に参加しました。
開会式では、県北地区サッカー協会の鈴木洋一会長が「この大会は、内陸線で結ばれている県北と県南の子どもたちが、サッカーを通して交流を図るとともに、技術のレベルアップを目的に開催してきた。サッカーは野球と人気を二分するメジャースポーツであり、皆さんも暑さにも負けず大好きなサッカーの練習に励んできたと思う。今日はその練習の成果を思う存分、発揮するとともに、これからも大好きなサッカーを続けながら体を鍛え、元気で健康な毎日を送ってもらいたい」などとあいさつ。
つづいて、鈴木浩彦・4種委員長が「16回目を迎えるこの大会は、県北地区と県南地区の競技レベルを確実に上げてきた。今日は最後のホイッスルが鳴るまで良いプレーをたくさん出してもらい、今後の大会でも今日の試合の経験を生かして戦ってほしい」などと選手を激励しました。
(※4種・・・日本サッカー協会の種別の一つで、12歳未満の種目)
また、来賓の虻川広見副市長は「ようこそ北秋田市にお越しいただいた。北秋田市民を代表して心より歓迎を申し上げる。この大会は内陸線の利用も一つの目的となっており、存続のために内陸線も頑張っているので、今後とも内陸線の利用をお願いしたい。今日は選手の皆さんが目標に向かい鍛え抜いてきた練習の成果を十二分に発揮し、正々堂々と戦い抜くとともに、選手同士の交流が深められることを願っている」などと歓迎の言葉を述べました。
開会式の最後には、北秋田市Lキッカーズサッカースポーツ少年団の高橋良太さんが「家族、指導者の皆さん、チームメイトなど、たくさんの人に支えられて今日まで大好きなサッカーを続けることができた。この感謝の気持ちを忘れず、最後まで正々堂々とプレーすることを誓う」と力強く選手宣誓をし、このあと競技に入りました。
今大会には、仙北市や大仙市など県南から5チーム、北秋田市や鹿角市、大館市、能代市など県北から7チームの12チームが参加。北秋田市からは「北秋田市Lキッカーズサッカースポーツ少年団」が参加しました。
試合は8人制で前後半8分ずつの16分をA、B2つのフィールドに分かれ、午前中は予選リーグ、午後から順位決定リーグが行われました。
日差しが照りつける中、選手たちは足を止めることなく一生懸命ゴールを目指して駆け巡り、華麗な連携プレーや個人技など、日頃の練習の成果を出しきり、会場には選手たちの声と保護者たちの大きな声援が響きわたりました。