2016年09月15日
コンテンツ番号5709
思いやりと譲り合いの心で安全運転を
平成28年「秋の全国交通安全運動」北秋田地区総決起集会(主催:北秋田地区交通安全協会 会長:佐藤登)が、9月15日(木)に北欧の杜公園で行われ、9月21日から始まる秋の全国交通安全運動を前に、交通安全宣言や交通安全パレード等で交通安全を呼びかけました。
秋の全国交通安全運動の期間は、9月21日(水)から30日(金)までの10日間。そのうち9月30日を「交通事故死ゼロを目指す日」としています。
期間中は「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本に、夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止(特に、反射材用品等の着用の推進及び自転車前照灯の点灯の徹底)、後部座席を含めた全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、飲酒運転の根絶を重点目標として、普及啓発活動が全国各地で一斉に行われます。
北秋田地区の決起集会は、昨年まで鷹巣地区と森吉地区の2か所で開催されていましたが、今年の春の決起集会から1か所で開催されることになり、会場には鷹巣・森吉地区安全運転管理者協会、鷹巣地区事業主交通安全推進協会、北秋田地区交通指導隊連合会、北秋田市・上小阿仁村交通安全母の会、北秋田市・上小阿仁村老人クラブ連合会のほか、北秋田警察署をはじめ行政関係など、多くの会員や関係者が参加しました。
集会では、はじめに多年にわたり交通安全活動に尽力された、交通安全功労者や優良安全運転管理者等に表彰状の伝達が行われ、東北交通栄誉章を受章した4人と緑十字銅章を受章した6人に、北秋田警察署の須藤春彦署長から表彰状が手渡されました。
[受賞者]
東北交通栄誉章(交通安全功労者)=佐藤 登さん/上杉 操さん
東北交通栄誉章(優良運転者)=長崎 博文さん/土佐 武さん
緑十字銅章(優良安全運転管理者)=畠山 修さん/庄司 謹一さん
緑十字銅章(交通安全功労者)=藤田 正さん/森岡 誠さん
緑十字銅章(優良運転者)=佐藤 進一さん/田口 幸直さん
表彰のあと、主催者を代表して佐藤会長が「今年の運動の基本目標は、子どもと高齢者の交通事故防止となっており、重点目標もあわせて、この決起集会を通じて運動に寄与していきたい。県内の状況では、事故件数は減っているが、死亡事故が増加している。北秋田管内でも3人の方が亡くなっている、非常にゆゆしいこと。今後、死亡事故は絶対に起こさないという体制で取り組みたい。安全な地域社会づくりのために、交通ルールやマナーを遵守しながら、安全思想の普及、啓もうに積極的に取り組むことを誓う」などとあいさつしました。
つづいて、来賓を代表して北秋田警察署長、北秋田市長があいさつ。そのうち津谷市長は「交通事故は、被害にあわれた方はもちろん、加害者やその家族の皆さんの人生が大きく変わってしまう。決してそのようなことにならないように、皆さんとともに力をあわせて、交通安全に努めていきたい。この運動期間のみならず、北秋田市から交通事故の撲滅を目指して、ともに頑張りましょう」などと参加者に協力を呼びかけました。
このあと、交通安全母の会を代表して、北林カヅさんが「交通安全は、北秋田市民共通の切実な願い。私たちは交通事故をなくし、安全で住みよい北秋田市にするため、すべての人々と連携し、家庭、職場、地域において、交通安全を推進します」などと津谷市長に交通安全宣言をしました。また、お揃いのハッピをまとった交通安全母の会の皆さんによる「ふるさと秋田 交通安全音頭」が披露されました。
最後に、北秋田市交通指導隊の畠山由縁さんが「秋の全国交通安全運動にあたり、子どもと高齢者の事故防止を願い、悲惨な交通事故をひとつでも減らすために、交通安全パレードに出発します」と須藤署長に申告しました。参加者から拍手で見送られながら会場を出発したパトカーやパレード車は、市内を巡回して交通安全を呼びかけました。