2016年09月17日
コンテンツ番号5706
互いの健康と長寿を喜び合う
(2016年9月17日)
平成28年度鷹巣地区の敬老式が、9月17日(土)に市民ふれあいプラザで開かれ、約400人が参加して長寿を祝いました。
今年の敬老式対象者は市全体で8,331人(男2,941人、女5,390人)、そのうち鷹巣地区の対象者は3,921人(男1,430人、女2,491人)でした。また、鷹巣地区で白寿を迎えられた方は6人、同じく米寿は155人、同じく75歳を迎えられ敬老者の仲間入りをした方は286人でした。
式典では、はじめに津谷市長が「今日は、これまでの会場であった中央公民館から、中心市街地の活性化の核として建設し、この4月にオープンしたコムコムに会場を変えての敬老式の開催です。このコムコムにおいて、鷹巣地区で一緒に過ごしてきた仲間同士、思い出話やお互いの近況を語り合いながら、楽しい時間を過ごしてほしい。皆さんがいつまでも壮健で心豊かな人生を過ごされることを祈念し、また来年もこの会場で元気に会えることを期待しています」などとあいさつしました。
次に、2人の児童が敬老作文を発表し、はじめに鷹巣小学校6年の金澤美優(みゆう)さんは「私の夢」と題し、現在、病院に入院している祖母に触れ「おばあちゃんはいつもニコニコして、これから少しでも幸せに生きてほしいです。私のおばあちゃん以外のおばあさんたちやおじいさんたちに少しでも楽に幸せに、そして笑顔になってほしいので、将来は看護師やヘルパーになりたいです。そして、他のおばあさんたちやおじいさんたちも元気にいつまでも長生きしてください」と優しい思いを伝えました。
続いて、鷹巣小学校5年の九嶋理加(りか)さんが「家族の柱のおじいちゃんとそれを支えるおばあちゃん」と題し、世話になった祖父母を引き合いに、「お父さんとお母さんがいない時、私と遊んでくれたりしたのはおじいちゃんとおばあちゃんでした。これからは小さい頃にお世話になった分、お世話してあげたいです。おじいちゃん、おばあちゃん、ありがとう」と感謝の気持ちを読み上げました。
このあと、新敬老及び米寿を迎えた方々への祝品を、新敬老代表の佐藤セツさん(東横町)、米寿代表の小野ヤエさん(米代町)に津谷市長がそれぞれ手渡しました。
続いて、来賓の小笠原寿・市議会議員、近藤健一郎・県議会議員、北林丈正・県議会議員がお祝いの言葉を述べ、最後に新敬老者を代表して檜森正さん(新舟見町)が「いろいろな成功や失敗をされたと思うが、これらの経験を社会に少しでもお返ししていくことが高齢者の役目の一つではないかなと思っています。皆さまの健勝を願い、式の運営に尽力された婦人会の皆さんに心から感謝申し上げます」などとお礼のあいさつを述べました。
式典終了後の祝宴では、はじめに運営全般にわたり協力してきた鷹巣婦人会を代表して佐藤フサ会長と、健康で寿命が長く延びることを祈念して「北あきたバター餅」を参加者全員に贈った日本バター餅協会を代表して村井松悦会長がそれぞれあいさつを述べ、そのあと、鷹巣町農業協同組合の佐藤政信・常務理事の乾杯の音頭で祝宴が始まりました。参加された皆さんは互いの近況などを語らい、ステージでの踊りや歌を鑑賞して楽しい時間を過ごしました。