2016年08月09日
コンテンツ番号5661
クウィンス森吉の指定管理者の指定などを可決
平成28年北秋田市議会第2回臨時会が、8月9日(火)に議事堂で開かれ、財産の取得や北秋田市クウィンス森吉の指定管理者の指定など、上程されたすべての議案が原案のとおり可決、同意されました。
臨時会には、平成28年度一般会計補正予算の予算案が1件、財産の取得や指定管理者の指定の単行議案が2件、北秋田市坊沢財産区管理委員の選任の同意案が1件の計4件が上程されました。
このうち、財産の取得については、災害対応特殊救急自動車1台3048万8400円を購入するもの。災害対応特殊救急車には、車両本体のほか人工呼吸器やビデオ喉頭鏡、血圧計、自動式心臓マッサージ、酸素吸入器、心電図モニター、吸引器などの資機材が装備されており、北秋田市消防署合川分署に納入されます。
また、北秋田市クウィンス森吉の指定管理者の指定については、管理運営期間を平成28年10月1日から平成33年3月31日までとして、ぶなの郷あきた株式会社(代表取締役間杉政明)を指定するものです。
議員からは、クウィンス森吉の指定管理者の指定について「これまでの赤字の原因を指定管理者に示したか。指定管理料の中に修繕費が含まれているが、修繕があるかどうかわからないのではないか。改革改善の断行の内容は」との質疑がありました。
これに対し、市当局からは「赤字の原因は、温泉送湯管の湯量が減少したことで、電気料や燃料費がかかり増しになっていたことによる。送湯管を修繕したことにより、その経費はかからなくなる。指定管理料に含まれる修繕費については、これまで市と指定管理者が協議し予算化したあとに修繕を実施しており、時間がかかっていた。50万円までは市との協議のうえ、迅速に修繕に取りかかれるように指定管理料に含んでおり、最終的に使わない場合等は精算する。改革改善の断行については、無料送迎バスの運行やデイサービス移行前準備、レストランメニューの改善、内陸線の切符販売業務のフロント対応などの内容で利用者の取り込みを図りたい」などと答弁しました。
このあと、起立採決が行われ、賛成多数で原案のとおり可決されました。
なお、第2回臨時会に提出された議案等の採決結果は次のとおりです。
番号 | 件名 | 採決結果 | 備考 |
---|---|---|---|
議案第98号 | 平成28年度北秋田市一般会計補正予算(第2号) | 原案可決 | 賛成多数 |
議案第99号 | 財産の取得について(災害対応特殊救急自動車) | 原案可決 | 賛成多数 |
議案第100号 | 北秋田市クウィンス森吉の指定管理者の指定について | 原案可決 | 賛成多数 |
同意第6号 | 北秋田市坊沢財産区管理委員の選任について | 同意 | 全会一致 |
同意された人権案は次のとおりです(敬称略)
北秋田市坊沢財産区管理委員
- 津谷靜正(68歳) 北秋田市坊沢字相善岱尻2番地2
- 津谷繁美(68歳) 北秋田市坊沢字大柳岱屋敷8番地
- 寺田良美(68歳) 北秋田市坊沢字伊勢堂下7番地
- 戸嶋廣實(66歳) 北秋田市坊沢字屋敷90番地1
- 佐藤吉美(62歳) 北秋田市坊沢字福田32番地
- 長崎正史(69歳) 北秋田市坊沢字大野尻3番地
- 櫻庭正夫(79歳) 北秋田市坊沢字炭焼沢口56番地