2016年08月15日
コンテンツ番号5637
大人の責任と自覚を胸に新たな一歩を踏み出す
(2016年8月15日)
平成28年度北秋田市成人式が、8月15日(月)に文化会館で行われ、新成人たちが大人の責任と自覚を胸に、新たな一歩を踏み出しました。
今年度は、平成7年4月2日から平成8年4月1日に生まれた314人(鷹巣地区176人、合川地区53人、森吉地区65人、阿仁地区20人)の対象者のうち、258人が出席のもと記念式典が行われました。
記念式典には新成人のほか、市及び市教育委員会などの行政機関の関係者、市議会議員、市内小・中学校の校長、また、中学卒業当時の恩師などが出席し、新成人を祝福しました。
記念式典では、津谷市長が「新成人の皆さんは一人の大人として、数多くの権利や自由を手にするとともに、社会からは責任ある行動が期待されるという、大きな節目を迎えた。皆さんがこれから踏み出していく社会は、必ずしも平たんな道ばかりではなく、生活環境や社会構造の変化により、長く続く上り坂のような厳しい道や困難という大きな壁にぶつかることもあろう。どうか、一人一人のペースはそれぞれ違っていても、その歩みだけは止めることなく一人前の大人として、社会に立ち向かいながら、着実に前進することを期待したい」などと式辞を述べました。
続いて、長崎克彦市議会副議長、近藤健一郎県議会議員、北林丈正県議会議員がそれぞれ「人と人との出会いや絆を大切にすることが、自分自身の財産になる。どんな時でも感謝の気持ちを忘れず自らの道を歩んでもらいたい」、「皆さんには、何ものにも代え難い若さ、尊い未来がある。これからの人生、誇りと責任を持って更なる飛躍をしながら素晴らしい人生を歩んでもらいたい」、「成人を迎えたことを契機に、地域が抱える人口減少の問題などについて真剣に考えてもらいたい。今日の節目が人生の良き思い出の1ページとなることを願っている」などと新成人を激励しました。
このあと、津谷市長が新成人代表の盛岡拓哉さん(鷹巣中学校出身)に記念品(記念写真または図書カード)を贈呈しました。
最後に新成人を代表して、藤原武治さん(鷹巣南中学校出身)が「すでに実社会に足を踏み入れ、日々労働に精を出す者や、私のように学業継続中の者もおり、それぞれが20年間の思いを胸にこの日を迎えることになった。置かれた状況の違いこそあれ、今日から新成人として、責任ある行動を自覚し、歩き出していきたいと思う。リオオリンピックで活躍している日本人選手たちのように、強い志とたゆまぬ努力、そして人を思いやる心を持ち、自分の人生を力強く切り開いていきたい」などと決意の言葉を述べました。
式典後に行われた記念発表では、三沢卓さん(鷹巣中学校卒)、藤本勝繁さん(鷹巣南中学校卒)、齋藤将太さん(合川中学校卒)、柏木太郎さん(森吉中学校卒)、新屋湧さん(阿仁中学校卒)、織田姫子さん(大館国際情報学院中学校卒)の6人が「20年後の私」と題してスピーチしたほか、記念撮影が出身地区ごとに行われました。