2016年07月04日
コンテンツ番号5608
伝統の継承が認められる
(2016年7月4日)
鷹巣南小学校(佐藤周子校長)は、7月4日(月)に市役所を訪れ、青少年育成県民会議功労団体表彰と全日本学校関係緑化コンクール学校林等活動の部準特選(国土緑化推進機構会長賞)の受賞、交通安全子供自転車秋田県大会での優勝を津谷市長に報告しました。
はじめに、青少年育成県民会議功労団体表彰は、鷹巣南小学校の3年生から6年生までの児童が、地域の伝統芸能である「七日市奴踊り」と「上船木駒踊り」の継承活動に取り組むことで、青少年健全育成に貢献したことが認められたものです。
青少年育成県民会議からの表彰に堀部息吹さん(6年)は、「地域の人たちに教えてもらいながら、駒踊りや奴踊りを様々な行事で披露しています。そのことが称えられ表彰となりました」と報告しました。
次に、全日本学校関係緑化コンクール学校林等活動の部準特選(国土緑化推進機構会長賞)受賞は、竜森小学校時代から60年以上、数世代に渡って育林を行い、杉苗の植樹や下草刈り、枝打ちなどの体験や間伐材を利用した木炭づくりなどの育林教室を通して、先人たちの努力への感謝の気持ちを抱き、自分たちができることを考える活動が認められたものです。
第67回全国植樹祭での受賞に近藤彩那さん(6年)は「私たちは竜森小学校の近くの学習林で苗を植える育林活動をしています。その成績が認められ、全国緑化コンクールで準特選をいただきました」と報告しました。
また、第44回交通安全子供自転車秋田県大会において団体・個人で優勝した自転車部員たちは「6月29日に行われた県自転車大会では優勝することができました。応援ありがとうございました。全国自転車大会では優勝を目指して頑張ります」と報告しました。
津谷市長は「皆さんは伝統芸能を通して地域の行事に関わり、北秋田市の方々を元気づけてくれた。また、育林では、皆さんの先輩たちが育ててくれた森や林を受け継いで頑張ってくれていることに感謝したい。踊りも育林も、歴史を次の世代にバトンタッチし、継承していることが認められた。これからも頑張っていただきたい。自転車競技も竜森小学校時代からの伝統行事で、それを引き継いで立派な成績で今年も全国大会へ出場するということで、皆さんのご健闘をお祈りしています」と児童たちの活躍をねぎらいました。