2016年07月10日
コンテンツ番号5589
支部大会に向けて消防操作法を競い合う
(2016年7月10日)
平成28年度北秋田市消防訓練大会が、7月10日(日)に合川農村環境改善センター駐車場で開かれ、各分団が規律訓練やポンプ車操法などで日頃の訓練の成果を競い合いました。
訓練大会は、消防団員の消防訓練礼式及び消防操法を習熟させるとともに、旺盛な消防精神をかん養して消防諸般の要求に適応する基礎をつくり、消防力の強化を図ることを目的として毎年開催されており、今年度の大会には市内13分団のうち5分団から165人の団員が参加しました。
開会式では、はじめに津谷市長が「消防団員の皆さんには、北秋田市の防災・消防活動に対しまして、たいへん心強いご尽力をいただいておりますことに心から感謝を申し上げる。皆さんは一朝有事の際に、日ごろから使い慣れているポンプ車や消防資機材を使いこなして被害を防がないといけない。それを確認するための訓練大会でもある。また、来る7月24日には大館北秋田支部消防訓練大会が行われますので、訓練の成果を十分に発揮して、よい成績を収めてもらいたい。この大会にあたって、早朝や仕事が終わってから訓練を重ねて、この大会に臨んでいただいた。これまでの訓練の成果を遺憾なく発揮していただき、北秋田市消防団がここにありという力を見せていただきたい」などと団員を激励しました。
つづいて、北秋田市消防本部の中嶋誠消防長が「北秋田市消防団においても、団員数の減少、社会経済情勢の変化など状況は大きく変化している。今後、想定されるさらなる人口減少にも対応するため、いち早く消防団組織を再編し、4月1日から新体制を確立した。今大会は、そういう意味でたいへん意義があると思っている。各分団においては、日ごろの訓練の成果を競い合い、各種目において、それぞれが北秋田市消防団の代表として、大館北秋田支部消防訓練大会でのご活躍を期待している。今後も、北秋田市消防団員として、規律厳正にして責任感旺盛の精神で、安全安心のまちづくりに寄与してほしい」などとあいさつしました。
最後に、北秋田市消防団の金田咲美団長が「この訓練大会は、団員の士気高揚、消防訓練礼式及び消防操法の技術の向上と消防力の強化を図るための大会。団員の皆さんは、日ごろから消防団員であるという強い自覚と誇りをもって、地域住民の期待に応えられるように心構えをしてもらいたい。本日出場の6隊は、大館北秋田支部訓練大会への代表でもある。今日まで、朝早くまた夜暗くなるまで、練習してきた成果を十分に発揮し、協力してくれた仲間や家族のために最高の訓練を披露してもらいたい」などと訓示しました。
訓練大会は、消防訓練礼式により決められた操法と動作を、迅速かつ的確に行うもので、規律訓練、ポンプ車操法、小型ポンプ操法の3部門で行われました。この日は、時折雨が降るあいにくの天気でしたが、各部門には選抜された2隊が参加し、審査員や他チームの団員が見守る中、きびきびと手順をこなし、これまでの練習の成果を披露しました。
なお、7月24日に大館市で開催される大館北秋田支部消防訓練大会には、各部門に出場した2分団が出場する予定です。
成績結果は、下記のとおりです。
訓練 | 分団名 | 順位 | 得点数 |
---|---|---|---|
規律訓練 | 第7分団(合川北・西地区) 第1分団(鷹巣・栄地区) |
1 2 |
159.5 151.0 |
ポンプ車操法 | 第2分団(坊沢地区) 第9分団(本城地区 |
1 2 |
149.0 118.5 |
小型ポンプ操法 | 第3分団(綴子地区) 第9分団(米内沢地区) |
1 2 |
65.5 41.5 |