2016年07月26日
コンテンツ番号5548
命の尊さと育児の大切さを学ぶ
(2016年7月26日)
命の大切さを学ぶ「思春期ふれあい体験」が、7月26日(火)に鷹巣保健センターで行なわれ、鷹巣南中学校3年生の生徒が、7か月になる赤ちゃんやお母さんとふれあいました。
この体験事業は思春期の子ども達が、赤ちゃんやお母さんとのふれあいを通じて、母性・父性の意識を高め、命の尊さを学びながら、生み育ててくれた家族への思いを再認識し、自分自身を大事にする心を育むことを目的に毎年実施しています。
この日は、前日にマタニティ体験や赤ちゃんの抱き方、赤ちゃんの発達などの事前学習を終えた、鷹巣南中学校の3年生10人が参加し、市が毎月行っている7か月児育児相談のお手伝いをしました。
ふだんは乳幼児とふれあう機会が少ない世代であり、はじめは緊張していたものの、徐々に慣れ始めると事前学習で学んだ上手な抱き方を思い出しながら、赤ちゃんを抱きかかえて笑顔で話し掛けたり、おもちゃを使ってあやしたりして、赤ちゃんと接していました。
また、お母さんからは、子育ての楽しさ、苦労、親の願いなどを聞き、育児への理解を深めていました。
体験学習を終えた生徒たちからは、「練習の時とは違い、抱っこする時は大変だった」、「赤ちゃんとふれあう機会があまりなかったのでとても貴重な体験だった」、「自分の親も苦労して育ててくれたことが分かった」などの感想が述べられていました。
なお、翌日は阿仁中学校の3年生20人が、ふれあい体験学習を行います。