2016年05月12日
コンテンツ番号5363
平成28年度 第1回審査委員会を開催
(2016年5月12日)
北秋田市市民提案型まちづくり事業の平成28年度第1回審査委員会(斉藤彦志委員長)が、5月12日(木)に市役所で開催され、市内の5団体から応募のあった郷土芸能の保存継承や音楽イベントの開催などの事業についてヒアリング審査を行い、事業採択の可否について審議しました。
北秋田市市民提案型まちづくり事業は、市民協働のまちづくりを進める一環として、市民団体などが自発的に行うまちづくりに役立つ公益的な事業に対して補助金を交付する制度で、地域住民自らが地域のことを考え、地域課題の解決や地域振興に取り組む活動を支援し、地域の担い手となる多様な活動主体を育成することを目的としており、事業費の最大70パーセント(上限額100万円)を市が補助金として交付しています。
事業の対象となる団体は、市民団体やNPO法人、自治会組織などで、(1)5人以上の市民で構成される団体(2)主に市内で活動する団体(3)宗教活動、政治活動、営利を目的としない団体、の要件をすべて満たす団体が対象になります。
対象となる事業は、市のまちづくりに役立つ公益的な事業で、(1)市内で実施され、地域課題の解決や地域振興などに役立つ事業(2)実施計画、収支計画が明確であり、団体自らが取り組む事業(3)北秋田市の財源による他の補助金などを受けていない事業(4)継続事業の場合は、前回活動と比較して発展性を持たせている事業(5)平成29年3月17日までに実績報告書を提出することができる事業、の要件をすべて満たす事業が対象になります。
この日の平成28年度第1回審査委員会では、はじめに斉藤委員長が「北秋田市市民提案型まちづくり事業は、平成19年度から始まり、今年度で10年目となりました。平成27年度までに21団体の32回の補助金を交付し、総額で932万円を補助しています。この事業の効果として、北秋田市にある新たな掘り起こしによる地域づくりなど、幅広くこの地域に明るい話題を提供しながら、各地域でそれぞれの事業が成果をあげています」とあいさつ。
このあと、5人の審査委員が、4月1日から25日までに市内の5団体から応募のあった郷土芸能の保存継承や、音楽イベントを通じての世代間交流や地域間交流、商店街のインターネット環境構築などの事業内容について各団体に対してヒアリング審査を行い、各委員が事業の妥当性などを5段階で評価し、事業採択の可否を決定しました。
今年度の募集は4回予定されており、2回目の募集は6月30日まで、3回目の募集が8月3日まで、4回目の募集が10月5日までとなっています。平成28年度市民提案型まちづくり事業補助金の詳しい内容については、生活課地域推進係からのお知らせ「平成28年度市民提案型まちづくり事業補助金について」のページをご覧ください。