2016年05月15日
コンテンツ番号5543
子どもの健やかな成長を願う
(2016年5月15日)
第41回誕生の森記念植樹が、5月15日(日)に合川小学校児童クラブ周辺で行われ、子どもの誕生を祝い家族であじさいを植樹しました。
誕生の森記念植樹は、昭和51年から合川地区で行われており、子どもの健やかな成長などを願い毎年記念植樹しています。第1回目に大野台ハイランドで65家族が参加してツツジを植樹したことから始まり、大野台ハイランドのほか、えぞ館公園や県立北欧の杜公園にモミジやツツジなどを植え、近年は翠雲(すいうん)公園にあじさいを植樹してきましたが、植樹できる場所が減少したことから、今回は昨年3月の新生・合川小学校開校に伴い開設された合川小学校児童クラブの周辺で行われました。
今年の対象者は、平成27年4月2日~28年4月1日までに合川地区で生まれた子ども22人(男子13人、女子9人)。この日は、そのうちの17人の子どもとその家族が参加しました。
開会式では、合川公民館の佐藤隆男館長が「年々、対象者は減ってきているが、今日は17人にご参加をいただき感謝申し上げる。児童クラブの周りを市の花あじさいで一杯にしたいとの思いから今回この場所を選んだ。今回で41回を迎え、参加しているお父さん、お母さんも産まれた時に植樹したと思う。こうして続けてこれたのも皆さんのおかげ。あじさいの花言葉は6つ程あるが、今日はそのうちの一つ『愛情』をご家族で一緒に感じながら植えてもらいたい」などとあいさつ。
つづいて、来賓があいさつを述べ、合川総合窓口センターの金澤聡志・センター長は「私も自分の子どもが産まれた時に、植樹を行った経験がある。その時に撮った写真は、10年以上経っても部屋に飾ってあり、良い思い出になっている。今日は、お子さんの健やかな成長を願い愛情を込めて植えていただくとともに、写真もたくさん残してほしい」などとお祝の言葉を述べました。
この後、職員からあじさいの植え方が説明されたあと、50センチほどに育ったあじさいの苗を、深さ約30センチの穴に腐葉土や肥料を入れ混ぜ、高さが合うように調整しながら、両親や兄弟、祖父母らが協力して植樹しました。
植樹したあじさいの横には記念標柱が立てられ、その標柱には子どもの名前や生年月日とともに「元気いっぱい大きくなぁれ」、「健康で優しい子に」、「立派な男になれ」などと子どもへのメッセージを書き入れ、わが子の健やかな成長を願いました。