2016年05月17日
コンテンツ番号5541
利用者の増加を目指して、助成制度を充実
(2016年5月17日)
大館能代空港利用促進協議会(会長=福原淳嗣・大館市長)の平成28年度総会が5月17日(火)、ホテル松鶴で開催され、事業計画案や収支予算案などを承認しました。
同協議会は、昭和62年に「県北空港建設期成同盟会」として設立され、平成2年に「大館能代空港建設期成同盟会」、平成9年に「大館能代空港利用促進協議会」と改称し、空港の利用促進及び需要拡大を図ることを目的に活動をしています。
はじめに、福原会長が「平成27年度の空港の現状は、利用客数の総計において12万3773人、搭乗率52.8パーセントとなり、13年ぶりに12万人を超えた。就航率が99.5パーセントと欠航が少なかったことが要因で、GPS搭載する機材の利用が増えたことによる。平成28年度の取り組みとしては、2次アクセスを促進させるため、交通事業者の独自の取り組みに対して助成を行いたい。併せて、企業利用の利用拡大促進に力を入れて、官民一体となって航空需要の掘り起こしを行いたいと考えてる。さらに、秋田犬を活用したPR活動を通じて空港の認知度を上げていきたい。今年度は13万人を目標としてさらなる利用者増を目指したい」などと述べました。
このあと、来賓として、金田勝年衆議院議員、近藤健一郎県議会副議長が祝辞。議事では、平成27年の事業報告、収支決算報告、会計監査報告が行われ、空港利用促進対策強化事業などの平成28年度事業計画、収支予算、役員改選について、それぞれ了承されました。
要望活動事業
- 要望活動の実施
- 東京便1日3往復の実現
- 秋田県選出国会議員、国土交通省、全日空への要望活動
- 全日空へ航空貨物負担金の見直しを要望
利用促進及び需要拡大事業
- 利用者拡大促進事業(大館能代空港発旅行商品助成事業/空港企業ファンクラブ/空港ファンクラブ(個人))
- 圏域学校助成事業(修学旅行助成事業/学校行事等助成事業)
- 民間活動助成事業(民間団体の実施する利用促進及び利活用事業に対し、経費の一部を助成し支援する)
- 欠航時アクセスバス・タクシー運行事業(欠航時に秋田空港等の目的地までのアクセスを確保する)
- 空港リムジン活用圏域情報発信事業(空港リムジン車内に圏域パンフレット等を掲出する)
- 空港二次アクセス促進事業(交通事業者の独自取組への助成制度の計画及び事業実施を行う)
空港PR事業
- ホームページ更新(空港HP「大館能代空港どっと混む」の更新を行い情報を発信する)
- 広報紙、広報活動によるPR(圏域内発行新聞等に運行時間や各種割引制度などを掲載。会員市町村の観光パンフレットを空港施設内へ常備)
- 秋田犬によるPR(秋田犬によるお出迎えプロジェクトの実施)
その他
- 貨物利用維持・促進事業繰出金
- レンタカー利用促進キャンペーン助成
- 各種イベント等へ協賛(空の日記念イベント等に協賛/乗継協議会、市町村特産品プレゼント/秋田県観光連盟負担金)
空港利用促進対策強化事業
- 旅行商品造成費等助成事業(旅行商品の造成費用や貸切バス借上料への助成)
- 民間事業者活用誘客プロモーション(企業の福利厚生事業の代行を行う事業者の会報やホームページ上で大館能代空港の周辺観光情報を盛り込んだ割引旅行商品等を掲載)
- レンタカー利用促進キャンペーン(レンタカーを1泊以上利用する者に対し、利用日数に応じて空港ターミナルビルで利用できる利用券を贈呈)
- 営業活動(大館能代空港の乗継が良好な地域の旅行会社等を訪問し、空港及び周辺観光情報をPR)
航空貨物維持・利用促進事業
- 貨物利用維持・促進事業(航空貨物の利用促進及び航空貨物事業の維持を図る)
お問い合わせ
北秋田市産業部商工観光課 観光振興係 電話0186-72-5243