2016年04月13日
コンテンツ番号1709
中嶋眞知子さんが再任
(2016年4月13日)
人権擁護委員の再任に伴う委嘱状の伝達式が4月13日(水)、市役所で行われ、津谷市長が法務大臣からの委嘱状を中嶋眞知子さん(65歳・住吉町)に手渡しました。
人権擁護委員は、地域の皆さんから人権相談を受け問題解決のお手伝いや法務局の職員と協力して人権侵害による被害者の救済、地域の皆さんに人権について関心を持ってもらえるよう啓発活動を行う民間ボランティアです。
委員は、公平かつ客観的な立場で物事を判断することができ、広く社会の実情に通じ、人権擁護について深い理解のある人でなければなりません。そのため選任にあたっては、市町村長が人権擁護委員にふさわしい地域の候補者を選び、議会の意見を聞いた上で法務局へ推薦し、さらに法務局において弁護士会及び人権擁護委員連合会に意見を求めて検討した後、法務大臣から委嘱されます。
この度、再任された中嶋さんは、自営業を営むかたわら鷹巣婦人団体連絡協議会で「ふるさと子ども太鼓部」の部長として、太鼓の指導を長年にわたって行うなど、積極的な地域活動をされているほか、秋田県社会教育委員、秋田県人権擁護委員連合会理事、北秋田市情報公開審査会委員などを歴任されています。人権擁護委員には平成13年3月に就任し、今回で6期目となりました。大館人権擁護委員協議会副会長、北秋田部会長を務められており、昨年はその功績が認められ、法務大臣表彰も受けられております。再任による任期は平成28年4月1日から平成31年3月31日まで。
伝達式では、津谷市長が中嶋さんに委嘱状を手渡し「中嶋さんには、平成13年から5期15年間頑張っていただき、今回が6期目となり、今後3年間ご尽力いただくことになりました。大館人権擁護協議会副会長や北秋田部会長を務めていただき、昨年は法務大臣表彰も受けられるなど、人権擁護委員の先頭に立って、啓発活動に取り組んでいただいております。また、子どもから大人まで性別を問わず、個々の悩みや問題などの相談を受けるなど、大変な仕事を行っていただき感謝申し上げます。今後も、これまでの豊富な経験を生かしながら、活動を通して大切な人権が守られ、地域の皆さんが明るく元気に、安心して暮らしていける地域づくりに、お力添えをいただきますようお願いいたします」などとあいさつをしました。
人権擁護委員は無報酬ですが、現在、約14,000人の人権擁護委員が全国の各市町村に配置され、積極的な人権擁護活動を行っています。
北秋田市には、現在14人の人権擁護委員が配置されています。もし日常生活の中で、女性・子ども・高齢者等をめぐる人権の問題や近隣とのトラブルなど,身近なことで困っていることはありませんか。お近くの人権擁護委員又は法務局大館支局(TEL 0186-42-6514)にご相談ください。