2016年04月22日
コンテンツ番号1666
移住定住相談窓口の設置や伊勢堂岱縄文館の竣工などについて説明
(2016年4月22日)
平成28年4月市長記者会見が、4月22日(金)に市役所で行われ、移住定住相談窓口の設置や伊勢堂岱縄文館及び伊勢堂岱遺跡の公開などについて説明しました。
主な会見の要旨は次のとおり。
1.移住定住相談窓口の設置について
より多くの移住相談者との接点を増やし、移住定住者の増加を図る観点から、市外在住者の方を「移住定住相談連絡員」として登録させていただき、自宅や自らの経営する会社等を市への取り次ぎの窓口とする「移住定住相談窓口」を設置します。登録をした方には、市から移住関連のポスター掲示やチラシ設置をお願いするとともに、移住相談者からの依頼があった場合には、市の窓口である総合政策課へ電話で報告をしていただき、報告後は、市が相談希望者に連絡をすることになりますので、連絡員には特別な負担がありませんので、気軽に登録してほしいと考えています。
なお、今回掲示用に作成したポスターは、移住者であります織山友里さんにデザイン等をお願いして、外から見た北秋田市という視点で、「バタもっち」をキャラクターにした親しみやすい漫画を使ったポスターを作ってもらいました。これまでのポスターとはアプローチを変えたことで、より多くの人の目に触れてもらえるよう期待しています。
移住定住相談連絡員は、主にふるさと会会員の皆様を想定しておりますが、市外にお住まいの方ならどなたでも登録が可能ですし、ふるさと会会員以外の方からの登録申込があった場合には、ふるさと会への加入意向もあわせて確認することで、会員増加にもつなげたいと考えています。
2.伊勢堂岱縄文館及び伊勢堂岱遺跡の公開について
国指定史跡伊勢堂岱遺跡の保存・活用・公開の拠点として建設していた伊勢堂岱縄文館が明日、4月23日に竣工します。施設の公開については、市の広報4月号で、4月24日からとお知らせしましたが、遺跡の一般公開の問い合わせが多かったことから、23日の竣工式終了後に縄文館をオープンし、併せて遺跡本体の一般公開も開始することにしました。また、23日と24日の2日間は、縄文館オープン記念として、展示室観覧料を無料とするほか、伊勢堂岱遺跡ワーキンググループの皆さんやジュニアボランティアガイドによる遺跡の説明が予定されています。
また、ゴールデンウィーク期間中の5月5日には、伊勢堂岱縄文館のオープニングイベントとして「勾玉づくり体験」や「縄文音楽祭」を開催します。特に、縄文音楽祭では、唱歌を歌う会の皆さんに伊勢堂岱遺跡をテーマにした「心からなる友達よ」を歌ってもらいますし、あるまんど山平&ヴェルビエントスの皆さんには、伊勢堂岱縄文館のオープンにあわせ、新曲である「縄文組曲:花紅(はなはくれない)」の演奏を予定しています。
全国的にもここにしかない4つの環状列石と縄文時代から変わらない白神の山々が一望できる雄大な景観、そして、伊勢堂岱縄文館を多くの方々が見学に訪れて、その学術的価値を理解してもらうとともに、世界文化遺産登録に向けた機運を高めていきたいと考えています。
3.「くまくま園」のオープンについて
いよいよ明日、4月23日に「くまくま園」が開園します。今年度からは市の直営施設として運営しますが、小中学生の入園料を300円から200円に引き下げ、クマのエサ付としておりますし、大変お得な年間パスポートも発行し、多くの方にリピーターになってほしいと思います。
新たに施設の園長を設置し、スタッフ一丸となって、これまでとは違った体制で運営していくことになりますが、アミューズメントパークのように来園した方が、何度も「くまくま園」を訪れてもらえるよう、園長を先頭にスタッフ一丸となり、様々な企画を行いながら、お客さまの満足度の向上に努めていきたいと考えております。
今年は雪消えも早かったことから、クマたちも例年より早く冬眠から目覚めておりますし、ツキノワグマの子グマ7頭が新たに仲間入りして、オープン当日は、生まれたばかりの愛くるしい子グマとのふれあいコーナーを開催するほか、昨年大好評でありました、ヒグマのエサ隠しゲームを予定しています。
また、ゴールデンウィーク期間中には、様々な企画を用意しています。特に、5月5日の子どもの日は、12歳以下を入場無料、5月3日から5日は「くまくま園」に入園したお客様限定の企画として、休止していた遊遊ガーデンでは3日間限定で釣り体験できるほか、マタギの湯の入浴料の割引、食事がセットになったお得なメニューの提供がありますので、ご家族揃ってマタギの里エリア全体を楽しんでもらいたいと考えています。
4.チャレンジデー2016について
恒例となりましたチャレンジデーは、今年は5月25日に行われます。4回目の参加となる今年は、鹿児島県南さつま市と島根県雲南市との三つ巴の対戦となっており、5月9日に3市長によるテレビ電話での同時エール交換を予定しています。
チャレンジデー当日は、市内体育施設や公民館を無料開放するほか、市民プールでは無料の水泳教室やトレーニング教室を開催しますので、ぜひ利用してもらいたいと考えています。
なお、参加報告書は、自治会長の皆さんや市内企業に配布するほか、市内公共施設や駅、ショッピングセンターなど26箇所に配置しますので、体を動かした方は忘れずに参加報告をお願いします。
また、初めての試みですが、対戦市のPRを兼ねて対戦市と特産品の交換を行い、チャレンジデーに参加した方へ抽選によりプレゼントする企画を検討しています。2年連続の金メダル獲得に向け、多くの市民の方々に参加いただくようお願いたします。
5.2016秋田内陸線のりものまつりについて
5月21日、22日に阿仁合駅前、阿仁庁舎前、河川公園の3か所を会場として、「2016秋田内陸線のりものまつり」が開催されます。このまつりは、今年で5回目となり、阿仁合駅前地域の活性化と、秋田内陸線への誘客を図る春のイベントとして、しっかり定着しています。
出展車両は自衛隊車両などをはじめ18種類を予定しており、飲食・物販ブースは20軒以上が出店する予定です。
また、毎年好評の「鉄道基地体験」や「ミニSL運行」のほか、今回は異人館での「ミニコンサート」や法華寺での「シタール演奏会」、そして、フリーマーケットの開催など、様々な企画が用意されています。
のりものを「見て、触れて、乗って」楽しむイベントですが、鉄道基地体験など、普段では、なかなか体験できないことが沢山ありますので、是非ともご家族お揃いで、楽しんでもらいたいと考えています。
なお、当日は、臨時駐車場を会場周辺に、いくつか設ける予定ですが、確保している駐車場には十分なスペースがありません。内陸線に乗ってもらうこともこのイベントの趣旨ですので、今回も内陸線に乗車した方には、もれなくプレゼントが用意されているほか、豪華景品が当たる抽選会も開催されますので、是非この機会に、内陸線をご利用してもらいたいと考えています。