2016年04月23日
コンテンツ番号1664
様々な催しで来場者の増加を図る
(2016年4月23日)
阿仁熊牧場(愛称くまくま園)が、4月23日(土)に今季の営業を開始し、訪れた保育園児や家族連れなどがツキノワグマの赤ちゃんと触れあったり、ヒグマを観察したりして楽しみました。
同熊牧場は、平成2年に営業を開始し、平成26年7月には旧八幡平クマ牧場のヒグマを受け入れるためのヒグマ舎を新たに建設して、リニューアルオープンをしています。
現在、熊牧場ではツキノワグマ48頭(うち7頭は、今年産まれた子熊)、ヒグマ18頭を飼育しており、これまで指定管理により運営していましたが、今年度からは市が直接運営します。
10時から行われた開園セレモニーでは、はじめに主催者を代表して虻川広見副市長が「この施設は命の大切さを知ってもらう、そして、阿仁地域の観光の一翼を担う施設。ゴールデンウィーク中は、ひぐまのエサ隠しゲームや遊々ガーデンの3日間限定オープンなど、様々な催しも行う。ぜひ内陸線を利用して何度もお出でいただきたい」などとあいさつ。
つづいて、来賓を代表して秋田県生活環境部の高橋能成次長が「県では、動物に優しい秋田を目指しており、今年度は体験学習の実施や県内小中学校の校外学習の誘致などを考えている。北秋田市と連携しながら取り組みを進めていくので、皆さんのご協力をお願いしたい」などと、また、マタギの里観光開発(株)の仲澤弘昭社長は「ゴールデンウィーク中、くまくま園でイベントが行われるということで、マタギの湯でもくまくま園とのセットメニューを用意した。今後もくまくま園を全面的に協力して応援していきたい」などとあいさつを述べました。
このあと、園長の任命式で商工観光課の小松武志副主幹が当施設の園長に任命されたほか、地元の大阿仁保育園の園児が元気に「よさこい」を披露してセレモニーを盛り上げ、最後に虻川副市長や地元自治会の代表、地元の保育園児がテープカットを行い開園を祝いました。
好天に恵まれたこの日、オープンを待ちわびた地元の保育園児や小学生、家族連れなどが次々と入園し、ユーモラスな表情で餌をおねだりするツキノワグマに餌を与えたり、体長2メートルを超えるヒグマをガラス越しに間近で観察したりしながら楽しんでいました。特に人気があったのが、ツキノワグマの赤ちゃんとのふれあいコーナーで、成獣のクマからは想像のつかない愛くるしい姿で走り回り、来場者は「かわいい」などと歓声を上げながら、写真を撮ったり、触れたりしていました。
迫力あるヒグマ |
子熊のふれあいコーナー |
木の上に座るツキノワグマ |
阿仁熊牧場(くまくま園)
- 開園時間 9:00~16:00(最終入園=閉館30分前)
- 開園期間 4月23日~11月上旬 ※無休
- 入場料 大人700円、小・中学生200円、幼児無料 ※団体(15名以上)は100円引き
開園イベント
4月30日(土)~5月5日(木)
- ひぐまのエサ隠しゲーム(5月2日は除く)
- ぬりえコーナー
- 子熊とのふれあい(10:00~、12:00~、14:00~)
5月3日(火)~5日(木)
- 遊々ガーデン 復活(9:00~16:00) くまくま園の来園者限定です!
- 渓流釣り体験 500円
5月5日(木)
- 12歳以下入園料無料
- おぉちゃんのバルーンアートパフォーマンス(11:00~、13:00~)
4月23日(土)~5月8日(日)
くまくま園の入場券持参で
マタギの湯の入浴料 100円引き
入浴と食事がセットになったセットメニューもあります