2016年03月05日
コンテンツ番号1656
北秋田市を代表する各競技の選手たちが一堂に
(2016年3月5日)
一般財団法人北秋田市体育協会(成田光弘会長)主催の平成27年度北秋田市スポーツ賞表彰式が、3月5日(土)に北秋田市文化会館で行われ、この1年間にスポーツで功績のあった19団体、個人119人に栄光賞や奨励賞などの各賞が授与されました。
表彰式では、長きにわたり団体や競技の強化育成にあたられた、佐々木邦夫さん(バレーボール協会)、長崎克彦さん(ユニカール協会)の2人に功労賞が、生涯スポーツの振興に寄与された方を表彰することを目的として今年新設された「生涯スポーツ賞」が3人に贈られました。
また、全国大会や東北大会等で優秀な成績を収めたとして、全国高等学校スキー大会女子リレーで優勝した秋田北鷹高校スキー部のリレーメンバーをはじめ6人に「特別栄光賞」が贈られたほか、「栄光賞」を受賞した個人(38人)及び団体(11団体)、「奨励賞」を受賞した個人(70人)及び団体(8団体)に表彰状が手渡されました。
表彰のあと、主催者を代表して成田会長は「今年は、個人、団体ともに小学校から一般まで近年にない好成績の連続であった。スキー、駅伝、ソフトテニス、フェンシング、弓道など、いまや北秋田の伝統競技として、全県はもちろん東北や全国で立派な成果を収めている。組織の現状を見据え、常に若返り対応を図り、次世代に引き継いでいくことが伝統につながる。元気な北秋田市を創造する北秋田市体育協会の更なる発展のため、北秋田の体育関係者が一丸となり、健康と勝利をキャッチフレーズに次世代の育成と健康づくりに力を結集して頑張り続けていきたい」などとあいさつ。
続いて、来賓の津谷市長、秋田県議会の近藤健一郎副議長、北林丈正議員がそれぞれ祝辞を述べ、このうち津谷市長は「受賞された皆さんの活躍は、地域に大きな喜びとたくさんの活力を与えてくれた。今後も自分の目標に向かって努力を重ね、地域の後輩たちの憧れの存在として、広く活躍されるよう期待している。また、長年にわたり競技の発展と普及に尽力された皆さんには、これまで培ってきた知識と経験により、競技の更なる普及に努められることを願っている」などと、お祝の言葉を述べるとともに今後の活躍に期待を寄せました。
最後に、受賞者を代表し、生涯スポーツ賞を受賞した成田成男さんが「この表彰は、健康も大事なことが、仲間たちのいたわりと絆が私たちを支えてくれたことによるもの。新設された生涯スポーツ賞を頂き、恐縮しているところだが、この表彰を辱めることなく一層精進し、まい進していきたい。今後ともご指導をお願いします」などと謝辞を述べました。
表彰式のあとには、北秋田市体育協会創立10周年記念事業として、元プロ野球選手の山田久志さんが「私の野球人生~栄光に近道なし~」と題し、記念講演を行いました。現役通算284勝を記録した大投手でありながらも、何度も味わった挫折や苦悩、自分を成功へと導いてくれた人との出会い、成長を遂げるきっかけとなった言葉など、これまでの野球人生での経験談を話し、来場者は講演を聴きながら、試合で勝つために必要なことや人とのつながりの大切さなどについて理解を深めていました。