2016年02月01日
コンテンツ番号1556
伝統の丸まげ、黒留め袖姿の女性たちが商店街を練り歩く
(2016年2月1日)
恒例の2月1日の厄払い行事が市内各地区の神社で行われ、鷹巣地区ではあで姿の女性たちが商店街を行進しました。
女性は数え年19歳と33歳、男性は25歳と42歳、また地域によっては男女62歳を厄年といい、特に女性の33歳と男性の42歳、62歳を大厄と呼び、社寺でお払いを受ける習慣があります。
今年大厄に当たるのは、女性の33歳が昭和59年生まれ(60年早生まれを含む)、男性の42歳が同50年生まれ(51年早生まれを含む)、62歳が同30年生まれ(31年早生まれを含む)の方たちです。厄払いは旧正月の行事として江戸時代あたりから行われるようになったもので、北秋田地方では、現在は新暦の2月1日に行うことが多いようです。
特に鷹巣神社では、昔ながらの丸まげと黒留め袖姿で参加する女性が多いことから、伝統的なスタイルでお参りする女性たちを写真に収めようと市内外からカメラマンが大勢訪れるのも毎年の風景となっています。
鷹巣神社での祈祷を済ませた女性たち約30人は、通称「女の神様」として知られる元町の三吉神社にもお参り。この後、午後1時から女性たちは中心商店街のにぎわい創出に一役買おうと、そのままの正装姿で鷹巣駅前の目抜き通りを行進し、商店や道行く人たちから注目を浴びていました。