2016年02月13日
コンテンツ番号1506
あめっこ市とともに県北の冬の風物詩に
(2016年2月13日)
第22回もちっこ市が、2月13日(土)と14日(日)の二日間、道の駅たかのすの駐車場を会場に開かれ、手作りの餅や各種特産品などを買い求める大勢の人でにぎわいました。
もちっこ市は、北秋田市観光物産協会(村井松悦会長)が、米の消費拡大と観光客が遠のく冬季間の誘客を図ろうと、毎年2月の第2土曜・日曜日に開催しているもので、新しい小正月行事として定着しています。
初日となる13日、午前9時から大太鼓の館前に造られた雪の御堂の前で神事が行われ、観光物産協会、JA、市などの関係者が参列し、玉ぐしを奉てんして誘客とイベントの成功を祈願しました。
神事の後の開会セレモニーでは、村井会長が「20数年前にテント2、3張りから、このもちっこ市が始まった。今年も秋田北鷹高校家庭クラブの皆さんが、鷹巣菓子工業組合と手を組み新しい商品を出してくれている。また、秋田北鷹高校が全国スキー大会リレーで女子が優勝、男子が2位とたいへん素晴らしい成績を収め、鷹巣中の駅伝部も東北大会で2年連続優勝、全国大会でも2年連続入賞を果たすなど、若い人たちが頑張っている。我々も若い人たちに負けないよう、老骨にむちを打ち、県南のかまくら祭りや犬っこまつり、竹打ちまつりなどに負けないよう、あめっこ市と手を組みながら、県北の冬の風物詩として守って行きたい」などとあいさつ。
つづいて、来賓の津谷市長があいさつを述べ、今年度完成した森吉山ビジターセンター、来年度オープンする伊勢堂岱縄文遺跡のガイダンス施設や生涯学習交流施設、農産物等直売所をはじめ、日沿道や大館能代空港、内陸線などの交通網の整備が進められていることにふれながら「北秋田市には、たくさんの宝があり、私たちはそれを活用していかなければならない。このもちっこ市を通して、まずは地元にどういった宝があるのかを再発見していただく機会してもらい、その気付いた良い物を広くPRしてもらいたい」などと期待を込め、開催を祝いました。
また、セレモニーの後には商売繁盛や家内安全などを祈願し、恒例の餅まきが行われ、集まった人たちがご利益にあずかろうと、紅白の餅に手を差し伸べていました。
この日は、雨が降るあいにくの天気でしたが、会場にはたくさんの人が来場。駐車場内に設営されたテントには、約20のお店がバター餅や切り餅、大福餅、干し餅といった各種の手づくりの餅からケーキ等の洋菓子、いぶりがっこや白菜漬けなどの漬物類のほか、海産物の加工品、肉の煮込みなど地元の特産品が販売されました。また、餅つきやそのお餅で作ったおしるこが無料で振舞われるなど、訪れた人たちは各ブースを回りながらお目当ての品を買い求めたり、親子で餅つきをしてイベントを楽しんでいました。