2016年02月24日
コンテンツ番号1454
北秋田市民ふれあいプラザの愛称を発表
(2016年2月24日)
市長の平成28年2月市長記者会見が、2月24日(水)に市役所で行われ、北秋田市議会3月定例会に提出する案件や市民ふれあいプラザの愛称が決定したことなどについて説明しました。
主な会見の要旨は次のとおり。
1.平成28年北秋田市議会3月定例会について
平成28年北秋田市議会3月定例会を3月8日に招集することにしました。
今定例会には、北秋田市職員の退職管理に関する条例の制定をはじめ、条例案18件、新年度予算案27件、補正予算案14件、単行議案3件の計62件の提案を行うこととしています。
概要について説明しますが、新年度予算は昨年度からの継続事業であるクリーンリサイクルセンター建設事業、歩行空間整備事業、まるごと森吉山観光振興プロジェクト事業などに加え、総合戦略の基本目標である「仕事づくり」、「移住・定住」、「少子化対策」、「新たな地域社会の形成」を着実に進めるため、新たに移住定住促進事業、中小企業振興資金利子補給金、宿泊施設パワーアップ事業、鷹巣小学校放課後児童クラブ建設事業などを計上し、予算総額を前年度比22億6936万5千円増の244億9265万4千円としたところです。
一般会計の歳出の主なものは、
- 公共施設の更新・統廃合・長寿命化などを計画的に推進するための総合管理計画の策定として1947万3千円
- 移住定住サポート事業、移住促進PRなど首都圏からの移住定住を促進するための各種事業費として1065万4千円
- 介護サービス特別会計繰出金のうち、起債残高の繰上償還費として9億1065万5千円
ここ数年、起債残高が増加傾向にあることから、市財政の将来負担をコントロールするため、元利償還金に対する交付税措置のない「ケアタウンたかのす」の残債全額について償還を行うものです。 - 不妊治療等の実施者に対して、自己負担分の助成を行う事業費として375万円
- クリーンリサイクルセンター建設事業費として29億9366万6千円
- これまでの中小企業振興資金保証制度による保証料補填に加え、金利負担の軽減を図るための中小企業振興資金利子補給金として1,000万円
- 市内宿泊業者が行う宿泊規模拡大及び水回り設備改修による施設のパワーアップへの補助事業費として1,000万円
- まるごと森吉山観光振興プロジェクト事業における森吉山の魅力創造・イメージアップ等の事業費として745万1千円
- 歩行空間整備事業における鷹ノ巣駅前アーケード及び歩道整備の事業費として1億4955万9千円
- 市営住宅南鷹巣団地の建替え工事等の事業費として3億3707万9千円
- 高規格救急自動車の購入費として3225万9千円
- 伊勢堂岱遺跡見学環境整備事業における環状列石保存処理及び橋梁等の整備事業費として6210万6千円
- 鷹巣小学校放課後児童クラブ建設事業費として1億4866万6千円
また、平成27年度一般会計補正予算は、3億9513万7千円を追加して、総額を233億2025万5千円としました。主なものは、国の補正予算により行われる事業で、マイナンバー導入による情報流出防止の情報セキュリティ構築事業として2015万円、年金生活者等支援臨時福祉給付費負担金として1億5900万円、農業の担い手確保・経営強化支援事業として8465万9千円などを計上しています。
2.北秋田市民ふれあいプラザの愛称について
「北秋田市民ふれあいプラザ」の愛称を募集したところ、657点の応募があり、その中から大阪府高槻市の池永一広(いけながかずひろ)さんの「コムコム」を愛称とすることに決定しました。この愛称は、「コミュニティ&コミュニケーション」に由来し、多くの世代の人々が集い、憩い、学ぶ場が末永く愛されるようにとの想いから、親しみやすいようにと命名されたものです。
選定理由としては、「コムコム」という愛称が、市民ふれあいプラザの持つカジュアルな雰囲気と人や物、情報が行き交う交流の拠点としてのイメージにマッチする点などが評価されたこと。また、たくさんの人で「施設が混む」「街が混む」ようになって欲しいとの思いが込められています。