2016年01月01日
コンテンツ番号1410
多くの市民が走り初めを楽しむ
(2016年1月1日)
新年恒例の北秋田市元旦マラソンが、1月1日(金)に市役所周辺の市道をコースに行われ、幼児から一般まで約250人が参加して今年の走り初めをしました。
北秋田市元旦マラソンは、昭和57年にスポーツ日本新聞社の元旦マラソンに参加する形で旧鷹巣町教育委員会と旧鷹巣町陸上競技協会が主催し始まったもの。現在は市陸上競技協会が、スポーツを通じて市民の体力向上と友愛協力の心を養い、健康で豊かなまちづくりに寄与することを目的に行っており、今回が35回目の開催になります。
中央公民館で行われた開会式では、戸嶋悦男大会会長が「12月13日に行われた全国中学校駅伝大会で、鷹巣中学校女子チームが、前回大会の9位から1つ順位を上回る8位入賞を果たした。この成績は誰もが簡単に達成できるものではなく、自らの限界を超えた練習に耐えた結果のもの。選手たちは全国制覇を目指し、残念に思っているかもしれないが、是非とも胸を張っていただきたい。そして、今日の元旦マラソンでは全員が完走することを皆さんにお願いしたい」などとあいさつを述べました。
このあと、来賓の津谷市長と北秋田市体育協会の成田光弘会長があいさつを述べ、このうち津谷市長は「全国中学校駅伝大会では鷹巣中学校女子チームが、大きな目標を持って皆が力を合わせた結果、私たち北秋田市民にとっても嬉しい入賞を果たしてくれた。厳しい練習を乗り越えて全国の強豪と戦い抜いたことは、これからの長い人生に向けても様々な試練を乗り越えていく自信につながると思っている。ぜひ、お集まりの皆さんにも大きな目標を持っていただき、達成のためにこれからも頑張っていただきたいと思っている。今日は一年の走り初め、けがの無いよう走り抜いてほしい」などと祝辞を述べました。
また、鷹巣中学校女子チームが全国中学校駅伝大会報告をし、主将の土田楓子(ふうこ)さんが「市民の方々の熱い応援のおかげで入賞することができました。日本一を目標にしていたので悔しさもありますが、自分たちの駅伝ができたと思っています。すでに次に向かってのスタートは切られていますので、全国の舞台でまた勝負できるよう頑張っていきます」などと決意を述べました。
元旦マラソン種目は、距離2キロのファミリーコースと4キロのチャレンジコースの2部門。いずれも市役所横をスタートし、宮前町・旭町を通り市役所前に戻る2キロの周回コースで行われ、4キロは2周します。
この日は、曇り空であったものの気温は0度と肌寒い天気。午前10時30分、号砲とともに各コース同時にスタートしたランナーたちは、沿道の家族らから声援を受け、白い息を吐きながらも思い思いのペースで走り抜き、ゴール後は充実感あふれる笑顔を浮かべていました。