2016年01月09日
コンテンツ番号1217
安全安心な地域づくりのために気持ちも新た
(2016年1月9日)
北秋田地区交通指導隊連合会(柏木良二会長・隊員48人)と北秋田地区防犯指導隊連合会(畠山東会長・隊員43人)の査閲式が、1月9日(土)に中央公民館で行われ、今年一年の安全を祈願するとともに隊員の意識統一を図りました。
北秋田地区交通指導隊連合会は、北秋田市と上小阿仁村の交通指導隊で組織され平成18年3月に発足。交通指導隊の適正な運営とともに、北秋田警察署管内における交通安全運動の推進に取り組んでいます。現在の隊員数は、北秋田市42人、上小阿仁村6人の48人で、この日は27人が参加しました。
北秋田地区防犯指導隊も同様に、市と村の防犯指導隊で組織され平成18年3月に発足。犯罪のない明るい社会をめざして管内における地域住民の防犯意識の高揚とともにパトロール等の防犯活動に取り組んでいます。現在の隊員数は、北秋田市38人、上小阿仁村5人の43人で、この日は27人が参加しました。
交通指導隊の査閲式では、津谷永光市長、小林悦次上小阿仁村長、古屋義和・北秋田警察署長による査閲が行われ、このあと3人の査閲官がそれぞれ激励の言葉を述べました。このうち津谷市長は「交通指導隊員の皆さんには、年間を通じての子どもたちの安全確保や地域の交通安全の推進にご尽力いただいていることに、心からの感謝と敬意を表します。当市としては、日沿道との接続などにより、大きく変わっていく地域交通事情を踏まえ、実効性のある交通安全対策を本年度見直すことにしており、北秋田市交通安全計画に取り組んでいくとともに、今後も引き続き市民への交通安全意識の啓発などによるソフト面での取り組み、カーブミラーや道路照明などの適正配置、維持管理によるハード面の整備を進めながら、警察署や関係各所との一層の連携により事故のない北秋田市を目指していきたい」などと述べました。
最後に、交通指導隊連合会の津谷正毅隊員(北秋田市)が「われわれ交通指導隊員は、悲惨な交通事故死ゼロを願い、交通安全の重要性を広く地域住民に浸透させるため、関係する機関や団体と連携を図りながら、『子どもと高齢者の交通事故防止』、『飲酒運転の根絶』、『シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底』に全力で取り組む」と決意を述べました。
一方、防犯指導隊査閲式では、津谷永光市長、小林悦次上小阿仁村長、古屋義和・北秋田警察署長査閲のあと、津谷市長が「昼夜を問わない献身的な活動により、地域の安全、安心を守っていただいていることに心から敬意と感謝を申し上げます。各地域において実践されている活動の積み重ねにより、市民の防犯意識を高めるとともに、市民一体となった犯罪のない社会づくりのために、より一層のご尽力をお願いします」などと激励の言葉を述べました。
最後に、防犯指導隊連合会の畠山会長は「地域の犯罪件数は減っているものの、凶悪な犯罪が発生しており、最近は、犯罪の低年齢化、子どもや肉親同士の犯罪が発生しています。われわれは今まで以上に行政、警察などあらゆる団体と連携を密にしながら、この地域から犯罪を根絶するために、なお一層活動することを誓います」などと決意を述べました。